柱や梁は上の階の床や屋根などを支えるためのものですが、すっきりとした空間にするために大半の住まいでは天井や壁で隠しています。しかし、最近では建築材料を減らしてコストを抑えること、数十センチでも空間を広く高くするために、デザイン性のある柱と梁を見せたまま仕上げるケースも増えつつあります。それだけではなく、窓なども大きくすることができて室内が明るく風通しも良くなるようです。
リノベーションで、ひとつの案として取り入れてみてはいかがでしょうか?
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
おおきな木のよう 安心の柱と梁
まさに大黒柱
柱と梁を見せることによってできたロフト空間
天井裏に隠れていた梁 こんなにモダン
柱と梁の計算された等間隔をインテリアに活かす
柱と梁をペインティング オシャレなアクセントに
天井がおおらかに広がる梁デザイン
柱も自由度が高い素材と気づかせてくれる
柱と梁、その他の内装材との組み合わせが秀逸
まさに住まいのスパイス 柱と梁
柱を見せることで広がりのある空間に
柱と梁をみせることで実現、明るい広々空間
スチールの梁と柱ですっきりと
おおきな木のよう 安心の柱と梁
リビングダイニングにこんな太い柱が建っているのに違和感が全然ありません。むしろこの家を支えてくれている、シンボルとしてデザイン的にも良いアクセントになっています。大きな梁もあえて見せて、背の高い開放的な空間になっています。
まさに大黒柱
更に立派な柱をあえて見せたお部屋。ロフトですね。これだけ立派な柱が大黒柱となって家を支えているんだと思うと、ちょっと安心しますね。奥の柱は節があり、それもまた逆に自然を感じさせてくれます。
柱と梁を見せることによってできたロフト空間
こちらもロフト部分です。梁を表に出すことは、空間の広がりを覚えるだけではありません。ロフトなど、新たなとっておきの場所を生み出すことも出来ます。天窓を設けたことによって光が差し込み良い雰囲気ですね。
天井裏に隠れていた梁 こんなにモダン
耐震性を考えてのリノベーションでも、敢えて既存の梁を見せ、今の暮らしに見事にマッチしています。梁を見せることで、平面的な天井がなく、照明も直接梁に取り付けることに。それがかえってオシャレに見えます。
柱と梁の計算された等間隔をインテリアに活かす
梁に色を塗って、完全にデザインの一部として仕上がっています。家を守る機能的な面と、視覚効果のデザイン面、どちらの面でも無くてはならない存在ですね。
柱と梁をペインティング オシャレなアクセントに
やり方次第では、木造の家がこんな個性的な空間に。天井を剥がして木目もわからなくなるような濃い色で塗装をする。上への広がりの空間を手に入れ、抜きたいけど抜いてはいけない柱には、敢えてアクセントカラーを。中途半端だった柱が逆にオシャレな空間に一役買ってくれています。
天井がおおらかに広がる梁デザイン
まさに、敢えて梁を見せるデザインです。上を見上げると、家の広がりを感じさせます。さりげなく床や家具に合わせた柱が一本建っているのもいいですね。
柱も自由度が高い素材と気づかせてくれる
家の要となる柱をオシャレに配置。家を支える機能だけではなく、壁を設けないことで良い意味で存在感が増します。
柱と梁、その他の内装材との組み合わせが秀逸
室内に入ると、都心の住宅地の中に建っていることを忘れてしまうようなおおらかな住まい。
2階LDKは、ジェンガで積み上げたような梁と柱、南面一面に腰高窓とFIX窓を採用して床面積以上の広がりある空間に。1階も梁と柱を見せることで天井が高くなり、R壁など採用するなどゆとりを感じます。
まさに住まいのスパイス 柱と梁
大好きなスリランカの家を再現されたそう。
柱や建具の塗装はもちろん、壁の漆喰やタイル、フローリングなどの素材選びには徹底的なこだわりが。ゆったりとしたイメージのインテリアですが、柱や梁、建具の黒でピリリとアクセントを利かせるなど緻密に計算されています。
柱を見せることで広がりのある空間に
元々あった柿の木を抱くようなデザインの住宅。
その風景を損なわないように、外から中への連続性に気をつかっています。吹き抜けや間仕切り壁ではなく必要な個所に柱を立てることで、高さのある広がった空間に。
柱と梁をみせることで実現、明るい広々空間
実家を、それぞれが独立した二世帯住宅へリノベーション。
梁をみせてできた吹き抜けにロフトを設置することで、2世帯であるために不足してしまいそうだった空間にゆとりが生まれ、そのほかのスペースをフレキシブルに活用することが可能に!
スチールの梁と柱ですっきりと
農具倉庫をコンバージョンした住宅。
スチールの梁と柱ですっきりと守られた広い全体空間はそのまま残して、水廻りなどの白い箱を配置するようなプランに。倉庫がこんな風に素敵な住まいになるなんてすごい。