リノベーションで人気の躯体現し(くたいあらわし)仕上げ。躯体とは、スケルトンリノベーションのスケルトンの部分。構造上必要な骨組みのことです。躯体現しは、その構造上必要な壁や天井、梁や柱を、隠さずにそのまま見せる仕上げのこと。そのラフな質感でインダストリアルテイストやヴィンテージスタイルにもよく合います。こちらではスケルトンの魅力を活かした事例をご紹介します。
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ラフで無骨な質感で部屋に味が出る
シンプルなスタイルのアクセントになる
構造上の凸凹を活かして、ゆとりを確保
動かせない壁や梁が個性的なデザインに!
ラフで無骨な質感で部屋に味が出る
コンクリートや柱、梁がそのままむき出しになっている躯体現しはなんといってもそのラフさが魅力。独特の風合いで味のある空間に仕上げてくれます。配管をあえて隠さず配置したり、空間の凸凹をそのままにしておくことによって、個性的でヴィンテージな部屋が出来上がります。
シンプルなスタイルのアクセントになる
一部の天井や一部の壁を躯体現しにすることで、空間の絶妙なアクセントになります。シンプルながらも綺麗すぎず味のある部屋を演出できます。
構造上の凸凹を活かして、ゆとりを確保
骨組みをそのまま見せる躯体現しは、どうしても間取りに凸凹ができてしまいます。こちらの事例はその凸凹を活かし、空間を広く活用できるよう工夫しています。
建物の柱や梁によってできてしまう凸凹を活かし、飾り棚を設置することにより壁面をフラットに。造作による壁面収納を充実させることにより、家具の配置は最低限に抑え空間にゆとりが生まれています。
動かせない壁や梁が個性的なデザインに!
こちらの事例の施主さんは、梁型が目立つのが気になっていましたが、そこになんとキャットウォークを取り付けることで見事にデザインを取り込みました。さらにリビングの壁には同素材で猫階段も設置。シンプルなインテリアの程よいアクセントとなっています。
人気の躯体現しを活かした事例をご紹介しました。独特の風合いや、空間を上手く使う方法をぜひ参考にしてみて下さいね!