家事の1つである「洗濯」ですが、これが意外と大変な作業なんですよね。
子どもが増えたり、同居をしたり、家族が1人増えるだけで洗うものが一気に増えてしまいますし、
秋から冬になると1人1人の着ているものが増えるので洗濯が1日1回で終わらない事も…。
いかに洗濯を効率よく快適に行うことのできる家にするか…は、家づくりの重要なポイントではないでしょうか?
洗濯には「洗う」「干す」「取り込む」「畳む」という4つの作業があります。
これらの作業を快適にするポイントをご紹介していきたいと思います。
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「洗う」を快適に
「干す」を快適に
「取り込む」「畳む」を快適に
「洗う」を快適に
一般的に多いのは、浴室の近くに洗濯機を配置するパターンだと思います。
良い点は、汚れた衣服を直接洗濯機に入れられる事やお風呂の残り湯を利用出来るので経済的でもあります。浴室の天井に着脱式のハンガーパイプを設置しておけば、換気乾燥暖房機を利用して乾かすことができます。
洗濯洗剤やタオル、洗面用品、浴室の掃除用具…。
何かと浴室・洗面周りは置きたいものが多いので、あらかじめ収納がたくさんあると便利ですね。
生活感が気になるのであれば、ロールスクリーンや間仕切りで洗濯機ごと隠してしまいましょう!
洗濯機をキッチンに配置すると、炊事をしながらの洗濯が可能になります。
忙しい朝にキッチンと洗濯機を行ったり来たりする煩わしさから解放されます。
実は海外では洗濯機はキッチンにあるのが一般的。馴染みがないと違和感を感じるかもしれない配置ですが、これが意外に使ってみるとしっくりくるんです。
「干す」を快適に
干す作業を快適にするには、何と言っても洗濯機と干し場が近いこと。
重たい洗濯物を運ぶ必要が無いだけで家事がとても楽になります。
何かと便利な土間は、洗濯にも有効に利用できます。
洗濯機置き場と半室内物干し場として利用できる土間は、風通しが良いので洗濯物が乾きやすく、また屋根があるので急な雨にも慌てません。
キッチンの奥に土間を配置した事例です。
キッチンで炊事しながらの流れ作業が可能なので、家事動線が短くなり時短に繋がります。
共働きをしていると夜に洗濯をして干してしまいたいのですが、マンションの高層階と違い、戸建のベランダでは夜干しは意外に目立ってしまうもの。室内物干しスペースがあれば嬉しいですね。
「取り込む」「畳む」を快適に
取り込む・畳む作業を快適にするには、洋服を片付けるスペースが近いと良いですね。
なんとなくフローリングではなく、畳に洗濯物を広げた方が畳みやすい気がしてしまうのは日本人ならではでしょうか?こちらの間取りなら、急な来客でもササッと和室に洗濯物を取り込み、扉を閉めてしまえば生活感を隠すことができます。
各家庭によって、家事動線やそれぞれの作業ポイントの重要度は異なります。
自分の家に合った快適ポイントを見つけたいですね。