曲線の持つ優しさは私たちの心をホッとさせてくれます。部屋や建具の形の多くが直線ですので、その一部を曲線にするだけで雰囲気がぐっと柔らかくなります。どの部分をどのような曲線にするのかによって家の表情は変わってきます。ここでいうR(アール)とは、半径(Radius)から由来する言葉で、半円型や曲線の曲面形状を示す語句です。効果的に曲線(R)を使った事例を参考にして、あなたの家も優しい印象の家にしてみませんか?
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外観
角地に建つ特徴的な外観の家。円筒部分は十分な存在感がありますが、柔らかなベージュの外壁によって圧迫感を和らげています。縦長の窓を各方角に設けて、太陽の光を一日中家の中に取り込むことが可能になっています。見た目だけでなく機能面でも優しい家です。
家の正面に曲線の壁を設けた家。一階部分はRの小さいガラスブロック、二階部分はRの大きな壁を一部だけ窓にして変化をつけた構造です。デザイン性に富んだや優しい外観に仕上がっています。
壁
家の中に曲線を取り入れる方法で一番多いのがこのアーチ形の下がり壁かもしれません。部屋を緩やかに仕切り、柔らかい雰囲気をもたらします。
外の景色を大きなRで切り取る素敵な大窓のあるリビングダイニングです。曲線の窓が部屋のアクセントになり、壁一面が一枚の絵のようですね。たくさんの光を取り入れることができる十分な大きさの窓があるので、照明はダウンライトで調整されています。
お部屋の中に曲線の壁があるとこんな雰囲気になるんです。人間の動線としては曲線になっていたほうがスムーズなので、効果的に丸い壁を作るといいかもしれませんね。
天井
天井に緩やかな曲線をつけた寝室。優しい木目と柔らかい曲面の視覚効果でゆっくりと休めそうです。床や建具も同じ色調で統一されているので落ち着きます。
上がり框
玄関の上がり框に曲線を取り入れた事例。玄関に緩やかな曲線があることで、すっきりとした玄関に柔らかさがプラスされています。鏡に映るので波型に見えるのも楽しいですね。