私たちは照明によって勉強に集中できたり、リラックスできるなど、さまざまな恩恵を受けていますね。しかし、光の色や強さによって私たちの健康に大きな影響を及ぼすということをご存じでしょうか?今回取り上げるベッドルームについて、光の上手な活用法を考えてみましょう。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
光の特徴について知ろう!
照明の種類を知って使い分けよう
ホテルの間接照明の使用方法にヒントがある!
ベッドルームのメインの天井照明としておすすめは調整可能な照明器具
間接照明ではテーブルランプは王道
ウォールランプでの間接照明もあり
フロアランプでベッドルームをスタイリッシュにできる!
今の時代だからこそLED照明を活用しよう!
光の特徴について知ろう!
照明は人の心理や健康に大きな影響を与えます。
一例として、街灯を明るめの青い色にすることによって犯罪が減ったという結果もあります。青色が採用されたのは、この色により副交感神経が働き、血圧が下がって冷静になれるとされているからです。
また、光と健康の関連性については、「SAD」(季節性情動障害)のように、太陽光の照射量が減る冬に影響が見られます。
こういった光と人間の関係性については、太陽光だけに限らず、普段使用するベッドルームの照明にも同じような影響があります。
照明の種類を知って使い分けよう
照明は、大きく3つの種類に分けられます。
1.昼光色
2.白色
3.電球色
1と2は、主に集中力を高めるために効果的な光の色だといえます。3の電球色は、リラックス効果があるとされています。
では、ベッドルームにはどのような照明が向いているのでしょうか。
ここで考えたいのが「ベッドルームでの使用目的」と、「間接照明も部屋の用途に応じて必要とされる」という点です。
ホテルの間接照明の使用方法にヒントがある!
ホテルに泊まると、間接照明が多いことに気づきますね。ホテルの中には、メインの照明がなく、間接照明だけで光を調整する部屋もあります。
ホテルに間接照明が多いのは、部屋の使用目的が多岐にわたるためです。
休息するだけの場合もあれば、ビジネスで部屋で仕事をする場合もあります。
ホテルの部屋で仕事をする場合、照明はデスク上にあり、光はいわゆる蛍光灯の白色です。このタイプの照明は、集中力を高めるための色です。
そして、ベッドサイドに配置されている光は電球色、つまりオレンジ色の暖色系なのでリラックス効果があります。
ベッドルームのメインの天井照明としておすすめは調整可能な照明器具
調整可能な照明器具としておすすめなのがシーリングライトです。
シーリングライトは「調光」と「調色」ができます。つまり、光のの明るさと光の色を変えられるのです。
さらに照明器具自体もリモコンでコントロールでき、タイマー機能もあり、Bluetoothでスマホをリモコンのように使用することもできます。
間接照明ではテーブルランプは王道
ベッドサイドに配置する間接照明としておすすめしたいのがテーブルランプです。
デザインの数も豊富で、自分の部屋にマッチするデザインを見つけることも容易。
また、大きさもさまざまですからインテリアの飾りにも向いていて、スペースを取ることもありません。
ベッドルームに使用するテーブルランプなら、暖色系の電球を使えばリラックス効果もあります。
ウォールランプでの間接照明もあり
ウォールランプとは、壁に取り付けて光を楽しめる間接照明です。
ベッドルームの壁に取り付けることで、高級ホテルの部屋のように豪華なベッドルームを演出ことができます。
ただ気を付けておきたい点として、取り付ける際は壁に穴をあけるため、後悔しないようよく考えましょう。
フロアランプでベッドルームをスタイリッシュにできる!
フロアランプは、照明自体が背が高くて主張の強い照明器具です。
ベッドルームの一角に設置するだけでスタイリッシュな部屋になります。
また、寝る前にメインの照明を消してフロアランプの光だけを付けておけば、ベッドルームが暖かな雰囲気になり、眠りを助けてくれます。
今の時代だからこそLED照明を活用しよう!
ベッドルームの照明を変えるのなら、LED照明にすることをおすすめします。
LED照明のよさは何といっても光熱費の安さと、持ちのよさです。
LEDは発光ダイオード半導体で白熱電球より電気代が20%も安くなり、さらに寿命は4万時間も持つと言われています。照明を変えるついでにLED照明に買い替えても良いかもしれません。
ベッドルームは寝るためだけでなく、多目的に使う方も多いでしょう。そこで、あらゆる状況に応じて活躍するのが、間接照明とメイン照明との組み合わせです。光について理解して、上手なインテリアを施しましょう。