2016年06月14日
洪水地を避けるために調べるべきことは?
〇〇区で土地購入を検討していますが、大雨により洪水する土地が多い様です。洪水地を避けるために、どの様な事を調べればよいでしょうか?
国交省や市役所のホームページに、洪水ハザードマップ等が掲載されていますので利用してみて下さい。
但し、高台や洪水の心配のない地域でも、最近のゲリラ豪雨では、雨水が下水本管の処理能力を超えて流れ込み、つまり流しきれなくなってオーバーフローし浸水することも多いので、こちらも注意が必要です。
とは言え、下水管の配管図を手配して流量を計算するということは現実的ではありませんので、実際のところは過去の記録等を調べてみるのがアナログですが最も有効だったりします。
近所に古くからお住まいの方がいらっしゃったら、お話をうかがってみるといいかもしれません。
また、日本の地名にはその土地の特徴を表したものが多いと言われます。「谷」や「沼」や「池」などの字の付く土地は注意が必要です。
もちろん、現代では開発され土地の形状も変わってきていますが、意外とそのあたりの状況は変わっていないことが多かったりします。
まず自治体のハザードマップを確認しましょう.どの程度の雨量に対して,どの程度の浸水があるか地図上にプロットされているので,洪水が出やすい地帯がわかります.
あとは,周辺に古い住宅がある場合,それらの家が軒並み道路より数段あがっているのに,候補の敷地は道路からフラットに整地されていたりすると要注意です.
その他,周辺に川がある地帯は地形上洪水になりやすいですが,最近は暗渠にして遊歩道にしている川も多いです.付近に遊歩道がある場合は,昔の地図や公図などを確認して,以前川だったかどうかを確認するとよいでしょう.