無垢の木材の仕上げ作業や、壁の一部を塗装することは、扱いやすい塗料を選べば比較的簡単に、また安全に行うことができます。また簡単な棚付けやタイル張りなども専門家のサポートを得れば楽しむことができるでしょう。リノベーションの工事期間の仕上げ時期に参加できるよう、あらかじめ相談していれば、施工する職人さんとの交流もでき、思い出深い体験になるのは間違いありません。
私の設計事務所へ依頼された御施主さんで良くあるケースは、床の無塗装フローリングのワックス塗り・部分的な部屋の壁の塗装を行なうことがあります。
自分達で部分的に塗装するだけでも家への愛着がいっそう増し、コストダウンだけでなく好評です。
デッキや、部分的な収納もDIYが好きな御施主さんが引き渡し後に行なっているケースもあります。
参加しやすいのは壁や床の塗装。それ以外には棚の取付など工事後に出来ること。本格的になるとタイル張りやフローリング張り、クロス張りでしょうか。
先ずイメージしやすいのが、壁の塗装。それ以外にも珪藻土や漆喰などの壁への左官。
IKEAでキッチンを買えばDIYで組み立てできますし、フローリングを張ったり、小さいところでいえばコートフックの取付けなども可能です。但し、工務店さんの組む工程に影響しないよう、スケジュールの調整には注意していただくとスムーズかと思います。
参加しやすい工事としては、仕上工事の類です。壁に漆喰を塗ったり、塗装をしたり、無垢の床にオイルを塗ったり・・・工事中にDIYをしたい場合は、土日や有休を利用するなど、お仕事を休める期間でできることを専門家と相談してやるのが大切です。DIYが計画通りにいかないと、工期が伸びてしまうことになります。そのため、お引き渡し後にじっくりやるという方法も。どんな専門家に頼むかによっても異なって、解体作業から一緒にお手伝いできる会社もありますよ。
