親世帯にとっても子世帯にとっても安心な住まい、2世帯住宅。その生活空間の共有の仕方は2つの世帯のライフスタイルによってさまざまです。中でももっともポピュラーなのが、1階を親世帯、2階を子世帯で使用するタイプ。今回はそんな暮らし方の事例をご紹介します。
SUVACOが専門家をご提案
家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOがご要望に合ったプロを提案します。
> 詳しく見る
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
木造の大きな住宅をリノベーションした2世帯住宅
共働き夫婦と妻の両親の2世帯住宅
1階の温かさに配慮した、静かな住宅地の2世帯住宅
木造の大きな住宅をリノベーションした2世帯住宅
南側には2階への階段と玄関、1階の広縁などを増設し、より暮らしやすく。
1階・親世帯のリビングダイニングの大きな開口に設けられた広い縁側は、雨に濡れることなく庭の景色が楽しめる半屋外空間です。
縁側の2階部分は子世帯のバルコニー。バルコニーにも屋根があるため、天気を気にせず外部とのつながりを楽しめます。明るく風通しのいいリビングダイニングです。
共働き夫婦と妻の両親の2世帯住宅
2世帯が協力して子育てを充実させるために建てられた住まい。親世帯が住む1階はクッション性の高いコルクタイル床仕上げをはじめ、バリアフリーで設計されています。住み分けとはいえ、2階の小窓から1階のリビングをのぞくことができたりと、それぞれの世帯の気配がさりげなく伝わるつながりも残した住まいです。
2階はスキップフロアの娘世帯。段差や可動間仕切りによって緩やかに区切られています。寝室の壁に設けられたハンドルをフリークライミングで上ると、富士山の姿を望めるミニ展望塔に。
1階の温かさに配慮した、静かな住宅地の2世帯住宅
玄関が引き戸1枚でつながっている、プライバシーと安心感を両立した2世帯住宅。断熱材やソーラーシステムにより、冬でも温かく過ごせます。庭に面した親世帯のリビングはテラスと一体化した伸びやかな空間になっています。
屋根の形状をそのまま生かした天井が特長の子世帯のリビングルーム。光や風も存分に取り入れられます。