家に一部屋和室を設けたいけど、どのようにして現代の洋風な暮らしと調和のとれる和室を造ればよいのか、お悩みになる方も多いのではないかと思います。しかし、最近では和と洋をうまく融合させたおしゃれなお家が多く見られるようになってきました。古き良きものを守っていくことも大切だと思いますが「温故知新」の心も大切だと思います。そこで今回は、和と洋が美しく組み合わされたおしゃれなお家の事例をご紹介致します。
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角に設置された、まるでテラスのような和室です。ガラス戸を全部スライドさせると、これだけ明るいオープンスペースに。外の空気に触れ、庭を眺めながらお茶を楽しみたくなるようなお部屋ですね。
土間床に注目です。一見昔懐かしい丸タイルに見えますが、よく見るとおはじきのような透明のガラス玉です。モルタルのみの殺風景な土間が多い中、ガラス玉を散りばめることで一気にオシャレな空間に仕上がります。
この部屋は洋室なのですが床の間があります。床の間一つで、洋室の雰囲気をこんなにも変えることができるのは驚きです。
屋根裏を和室にしてあります。正面の壁に注目して下さい。よく見ると小さな取っ手が付いていて壁一面が収納スペースになっているんです。このように、一見収納スペースには見えないようにフラットに仕上げたことで圧迫感を与えません。また、大きく取られた窓と間接照明のおかげで暗くなりがちな屋根裏も、明るいオープンな空間に仕上がりました。
壁も天井も真っ白な和室です。和室の襖、持ち手や縁も白で統一されており、類を見ない和と洋の融合したお部屋に。また、和室によく見られる天袋・地袋ですが、こちらのお部屋では決まった上下の高さにはこだわらず、自由な高さで設置したことでさらにモダンなイメージに仕上げています。
格子の引戸を開けると南の庭に面する縁側に。真っ白で四角い外観に見事に溶け込んだ和室が素晴らしいです。
こちらのお部屋は和室というよりも畳スペースのようなつくりになっています。普段はオープンスペースとしてLDKを広々と利用することができ、お客様の対応時などは引き戸を閉めて間仕切りにすることができます。
最近はこのように、縁のない畳も増えてきました。間接照明と下方の窓からの採光が、和室を柔らかな明るさで満たします。また、窓からのぞく和を感じさせる塀や白石もとても優雅で絵になりますね。
天井まで届く一面ガラス張りの壁に挟まれた、ダイナミックな設計です。外は高い塀に囲まれていてプライバシーの確保もされているので、安心して自分だけのゆっくりとした時間を楽しむことができそうですね。