どんな物件でもリノベーションすることで理想的な住まいに造り変えることが出来ますが、ここ数年特に注目されているのが『団地リノベ』です。団地は一般的な中古マンションよりも値段が安く、周りにスーパーや学校などが揃っていて立地が良いということもあり、リノベーション物件としての人気が急上昇しています。新たな可能性が広がる団地リノベの事例を覗いてみましょう。
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広々とした玄関
憧れのアイランドキッチン
団地のレトロさを活かしたリノベ
3部屋を1つに合体
カフェのような空間
広々とした玄関
団地と言うと玄関は狭いイメージがありますが、こちらは玄関ホールと書斎を兼用させた広々スペースになっています。ネイビーの壁がポイントになっていて、程よくヴィンテージな雰囲気です。
リビングは床にオーク材を使用して重厚感を出し、バルコニー側にはハンモックを取り付けて子供たちが遊べる場所に。床が一段下がっているので、同じ空間でもメリハリがついて居心地が良く感じられます。
憧れのアイランドキッチン
古い物件は間取りが細かく区切られていることが多いのですが、こちらの事例では壁を取り払うことによって3DKを1LDK+書庫にリノベーションしています。
リビングが広くなったことによって、人気のアイランドキッチンにすることもできました。使い勝手の良いキッチンに憧れる方は多いので、団地でも無理なく取り入れられるのは嬉しいですね。
団地のレトロさを活かしたリノベ
古道具を集めたり、レトロな雰囲気が好きという家主さんが選んだのは、あえて団地のレトロさを残すリノベーション方法。ドアや窓など既存のものを多く残すことでコストカットにもなり、温かみのある団地の良さを活かすことができます。
3部屋を1つに合体
こちらもよく団地で見られる細かく分けられた間取りの住宅でしたが、3部屋分の壁を取り払って大きなLDKへと変身させています。壁の色を分けているので、空間は繋がっていても個室感が出るのが特徴です。
収納だって団地によくある押入れではなく、使い勝手の良いおしゃれなクローゼットになりました。自分の持ち物に合わせて収納スペースの量を調整できるのがリノベーションの良い所です。
カフェのような空間
黒い板壁を貼ったアクセントウォールが印象的な団地の一室は、まるでカフェのような雰囲気です。動線にもこだわっていて、リビングからキッチンや隣室までぐるりと周れる作りになっているそうです。
広々とした玄関ホールにはチェッカーガラスを使ったドアを採用しているので、視線が程よく抜けてさらに広く感じるようになっています。
このように築年数の経過した団地でも、リノベーションによってまったく違う新たな住まいになってしまいます。
これからも進化する団地リノベに注目ですよ!