建物に曲線を取り入れるようになったのは、いったいいつ頃からなのでしょう。ヨーロッパの歴史ある建造物の多くにも曲線は使われていますし、日本の建物にも曲線を取り入れたものはいろいろあります。
曲線には、人の気持ちを和らげる効果があると言われていたり、風水でも壁に曲面を取り入れると良いとも言われています。では、現代の一般住宅では、どのような形で曲線を取り入れているのでしょうか。早速見ていきましょう。
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弧を描く大開口とグリーンカーテン
穏やかな気持ちで自分と向き合う和風空間
家族の団らんを優しく包む白い曲面壁
使い勝手と曲線の両立
上昇する曲線
木のぬくもりに包まれて眠る 癒しのベッドルーム
繭のようなベッドルーム
弧を描く大開口とグリーンカーテン
庭に面したリビング・ダイニングの開口部分が大きな弧を描いています。窓の外には色鮮やかなグリーンカーテンが日差しを遮り、心地よい風のみを室内に届けてくれます。建物の柔らかい曲線と自然の心地よい風が、癒しの相乗効果を生み出してくれそうです。
穏やかな気持ちで自分と向き合う和風空間
床の間を中心に半円を描くように続く壁と窓。床の間に掛け軸と和風の部屋のはずなのに、なぜか教会の祭壇の前にいるような、敬虔な気持ちになってきます。そんな錯覚を覚える、静ひつで不思議な空間です。
家族の団らんを優しく包む白い曲面壁
隣り合う2戸のマンションをリノベーションによって1戸にしたことで生まれた、取り除くことが不可能な構造体。それを包み込むように設けられた白い曲面の壁は、家族の団らんの場であるリビング・ダイニングも一緒に、優しく包み込んでいます。
使い勝手と曲線の両立
曲面の壁には優しく包み込んでくれるような包容力があり、居心地の良い空間を作り出してくれます。でも、壁際に家具を置きにくいのが難点ですよね。
そこで発想を逆転!家具を置かない方が良いと思える場所にガラスブロックの曲面壁を作ってみました。
上昇する曲線
大きくうねるように上へと伸びていく螺旋階段。曲線といえば、やはり螺旋階段は外せませんよね。こちらは、一般的な螺旋階段より大きな半径で上階へと伸びています。
木のぬくもりに包まれて眠る 癒しのベッドルーム
レッドシダーの板貼りの天井が柔らかく弧を描くベッドルーム。ドア、床、クローゼットには、バーチ材が使われています。こんな風に木のぬくもりに包まれて眠れるベッドルームなら、優しい夢が見られそうですね。
繭のようなベッドルーム
リビングに置かれた白い大きなカプセルのようなこちら、何だかわかりますか?
実はこの中、ベッドルームになっているんです。眠るときは狭い空間の方が落ち着く。という人にはぴったりのベッドルームですね。
今回は、自宅に曲線を取り入れた素敵なお家をご紹介してきました。曲線や曲面を取り入れることで癒されたり穏やかな気持ちになれるなら、我が家にも取り入れてみたいな、と思いますよね。
SUVACOとは?
SUVACOは、自分の価値観と合うリノベーション・注文住宅の依頼先に出会えるサービスです。
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