ブナ材と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。初めて耳にしたという方も多いかもしれません。別名、ビーチ材とも言われているこの木材。実は、私たちの身の回りでたくさん使われてるいるのです。そこで今回は、ブナ材の持つ魅力をご紹介します。
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ブナ材ってどんな木材?
ブナ材が使われているものを集めてみました
ブナ材ってどんな木材?
ブナと聞いて思い出すもの。青森県の「白神山地」にある世界最大規模のブナの原生林でしょうか。ユネスコ世界遺産に登録されたため有名になりました。
木材としては、ほんのり赤みのある白褐色。広葉樹の仲間のため材質は堅く、強度と重さがしっかりしているのが特徴の一つです。
そのため、昔から家具づくりや床材として広く活用されてきました。また、密度が高くキメの細かい木肌は、見た目に柔らかな印象を与えてくれます。英語ではビーチ材と呼ばれており、ヨーロッパなどでは大変人気の木材です。
ブナ材が使われているものを集めてみました
北欧の有名な家具などでも使用されているブナ材、
硬い材質ですが、木目の優しい風合いが特徴でもあります。木は使いたいけれど、木目や質感は抑えたいといった要望にピッタリ。スッキリとした印象が好みの方にはオススメです。
世界で最も売れている椅子とも言われている「Yチェア」。ブナ材は知らなくても、この椅子なら知っているという方は多いかもしれません。北欧デザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナー氏がデザインしたYチェアは、ブナ材でも作られています。
北欧家具というと、白っぽい明るい家具のイメージではないでしょうか。このイメージを作っているのがブナ材なんです。
木目がシンプルなブナ材は、ウッディな部屋に合わせても自然になじみます。北欧家具は、柔らかな色合いが和風インテリアスタイルの中にもよく使われていて、何とも言えない北欧モダンな空間が好まれています。
コンパクトさが特徴のこちらの家では、床板にブナ材が使用されていることで木のぬくもりを感じながらも、優しい風合いの木目が部屋に圧迫感を与えないようにしてくれています。
優しい風合いのブナの床材を活用することで、光を取り込みながら開放的な空間にしてくれそう。
北欧人気が根強い近年、魅力的なブナ材は最も注目してほしい素材の一つです。様々なイメージのお部屋にもすんなり馴染むので一度採用素材のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。
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