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設計、施工、監理を担当
社宅からの引越しを機に、マンション購入+リノベーションをすることに。
「故郷のアメリカでは、壁の色を塗り替えるなど、家は自分好みに直すのが当たり前。新築も見ましたが、狭いキッチンなどに物足りなさを感じたので、リノベーションを前提に立地を重視して物件を探しました」と奥様。リノベーション業者は思いを自由に話しやすいことと、希望を伝えている間に図面をパっと描き直す建築士の対応力に感動して、インテリックス空間設計に決めたという。
家族の一番の楽しみはテレビを見ること。3人で大きなL字ソファで足を延ばしてくつろぎながらテレビを見たいというのが、一番の希望だったそう。
大きなソファを入れられるように、リビングに隣接していた和室の半分をLDKに取り込み、半分をファミリークローゼットに間取り変更。半独立だったキッチンは、対面式のオープンキッチンにしたことで開放感がでて、LDK自体より広く感じられるようにした。ご夫婦で立たれるというキッチンは機能性もアップし、海外製の食洗器を入れたり、広い作業スペースを取って調理をしやすくしたりと使い勝手にも注目した。
今回は、個室や玄関などの収納や建具、洗面台などは既存利用し、フローリングやクロス貼替などのみを行ったという。
事前に奥様が、できるだけたくさんの事例画像を集めて、仕上がりを具体的にイメージして、その希望を打ち合わせをしながら整理していかれたそう。
「建築士さんと打ち合わせの中で、現実的にできることとできないこと、譲れないことや諦めることを詰めていきました。
決めることが多く大変で、旦那様との意見が合わないこともあったので、家族と希望をきちんとすり合わせておくことも大切ですね」と苦笑いをする奥様。
建築士が、こうしたら使いやすくなるとか、これは傷つきやすいけどこれなら丈夫…など、いろいろとアドバイスをくれ、コストの面でも、どこに予算をかけるべきか、どこを削れるかなど、密に話すことができて本当に良かったという。
今回のリノベーションでは、一部の間取りや建具はそのまま既存利用したが、住みやすく気持ちのいい家になったと笑顔のK様。コスト面も含めて、大満足の仕上がりになった。
希望していたL字の大きなソファを入れ、夫婦二人で立てるオープンな対面式キッチンと、家族とのコミュニケーションも取りやすい広々空間に仕上がった。
半独立型キッチンのシンク上にあった吊り戸棚をなくして、開放的な対面式に。収納は背面収納を広げ、ダイニングのサイドボードでまかなえているという。
キッチンの背面収納の脇でリビングの入口に、インターホンや給湯器、スイッチを集めたニッチを設けた。リビングやダイニングからもアクセスしやすいので便利。
和室をリビングに取り込んで広くしたLDK。個室の建具は既存利用にしたが、リビングのドアだけは部屋のデザインに合わせて、白いスリガラスが入ったものを採用した。
数々の事例を見てアクセントクロスに憧れたという奥様。部屋ごとにテーマを決めてショールームを積極的回ってセレクトしただけあり、各部屋のクロスを目にするたびにワクワクして、テンションが上がるんだとか。
伺ったときは引っ越ししたてで、照明はまだ迷っていた。ダクトレールにしたので照明だけではなく、観葉植物も飾ったりしたいとインテリア計画を楽しそうに話していた。
リビングの窓が大きいところが気に入った物件で、カーテンだと昼間開けているときに両脇にたまる布のボリュームが気になるので、スッキリして見た目がかっこいいバーチカルブラインドを。
クロスとフローリングはショールームで見ていても決めかねたので、工事前にサンプルを現場に持っていき、光が当たったらどんな色に見えるかを確かめたとか。
背面のグレークロスは一目ぼれしたものだそう。奥様がネットで探したペンダントライトは模様が入ったガラスが入り、クロスに反射する光が素敵な空間を演出していた。