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設計、監理を担当
リノベーション済み賃貸マンションにお住まいだったご夫婦は、内装デザインが気に入っていて、いつか自分たちでリノベーションをしてみたいと話をされていた。マンションの更新時期が近づき、デザインは好みだったものの、お部屋が狭いことが気になっていたので物件を探されることに。ネットで検索し数社の相談会に行かれた。インテリックス空間設計ではショールームである“青山リノベーションスタジオ”も見学。ここにはお二人のやりたいと思っていたことが詰まっていたという。
「家の購入は大きな買い物だけに絶対に失敗したくないけれど、最低限このショールームのようにはなるんだと思えたので安心だったんです。数件にしぼった物件も一緒に見もらい、こちらだと何ができる、できないと分かりやすいアドバイスがもらえたのもうれしかったですね」
個性的で随所にこだわりのある海外の家のようにしたいと、SNSやネットで北欧を中心にヨーロッパの家の内装を見てはこんな家にしたいとイメージを膨らませた。巾木やドアの枠をもっと太くてデコラティブな物にしたかったのだが、天井の高さは変えられないし、予算面でも妥協されたそうだ。「何よりも美しいヘリンボーンのフローリングに予算を掛けたかった」と憧れの内装に抱いた熱い思いがあった。そこに凹凸ができるだけない、塗りのような壁紙をプラスされたりと、できる中でイメージに近づけて行かれた。
BoConceptで“ヒュッゲ”(デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地の良い雰囲気・時間・空間」を意味する)という言葉に出会い、そんな家にしたいと思われたご夫妻。
「心地良く暮らせる家作りにこだわり、居心地を浴するためには、なるべくストレスを感じない設計にすることが私たちには大切だと思いました。
リノベーションは既製品にはないよさがあると改めて実感していますし、プランをまとめるのは大変でしたが楽しかったです」
担当者にイメージ画像をみせプランを理解してもらい、提案はイメージ通りで迷いなく決めることができたそう。アドバイスに沿うことによって楽で統一感のある仕上がりになったと思います。
天井に黒のアクセントクロスを入れたら?と提案したのはBoConceptの担当者。合わせて照明も黒にしてハードな印象にされた。料理が趣味の旦那様が決めていかれたそう。
キッチン前の収納には食器類を、奥の収納には食材のストックや家電も収納。真ん中の空いているスペースは作業台として使っていて比較的高いものを選ばれた。
北欧やヨーロッパの内装写真からプランをまとめられたK様。床は少々コストがかかってもヘリンボーンにしたいと思われたそう。洗練された上品な床が、シンプルな内装に合い、憧れの内装に抱いた熱い思いが伝わってきた。
天井に埋め込まれたスピーカーは、以前の持ち主が取り付けていたものを利用したそう。お気に入りのL字ソファーで足を伸ばし、映画やスポーツを楽しむのは臨場感が味わえて最高ですとK様。
ニュアンスのあるカラーが白とグレーの壁紙にマッチし、より部屋を広く見せていた。
白い建具と色壁の組み合わせは、良いなと思った画像を集めるとだいたいこの組み合わせだったとか。落ち着いたシンプルなデザインながら、ヨーロッパの雰囲気がある玄関廊下。収納もたっぷり。
普段の生活を二人で考えて素材選びもされた。洗面の床に落ちた髪の毛が見えるのが嫌で、目立たない床材を選んだり細かい点にもこだわったので暮らしていてストレスは全くないそう。
寝るだけの寝室はシンプルに。そしてウォークスルークローゼットをつけたので、生活動線にも合っているそう。LDKに予算を回し、シンプルに仕上げられた。