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設計、施工、監理を担当
戸建てに家族3人でお住まいだったが、これから年齢を重ねるにあたって階段のない暮らしを求め、マンションを購入してリノベーションで好みの間取りにすることに。
旦那様の要望は天井が高く、広々としたリビング。
奥様はアメリカをはじめとした海外のリノベーション番組や事例写真を見るのが好きだったそう。例えば、アメリカの家を見ていると必ずと言っていいほどあるキッチン脇のパントリーやタオルウォーマー、寝室のベッドサイドのテーブルとしても使える棚など、日本の事例にはないアイディアをいろいろとお部屋のあちこちに取り入れながら、プランは進められた。
海外の家の良さと日本の工芸品の美しさが融合した住まいを見事に作り上げられた。建築士が手掛けた洗面室事例を気に入ったことから、依頼を決めたそうだが、プランを進めていく中で自分たちの好みの提案があり、採用したことも多いそう。
「打ち合わせが始まると決めることが多いので、リノベーションを依頼する前にできるだけたくさんの事例を見て、自分の好みを固めておくのが大切だと思います。
家具や設備はショールームや店舗があるなら実物を見たほうがいいですね。色や質感はもちろん、丈夫さなども実際に確認するのが一番ですよ」
古道具屋さんを巡ることもあるというご夫婦。インテリアに自然素材や和のテイストを取り入れた好みのスタイルに。
キッチンにはたくさん収納を設けた。リビング側にも収納があり、キッチン雑貨だけではなく思った以上にいろいろ収納できて重宝しているとか。
二人が背中合わせで作業したり、すれ違ったりもしやすい。正面奥はパントリー。アメリカのキッチン事例に必ずと言っていいほどあるので憧れていたとか。
食材やキッチン家電を入れてもスペースがたっぷりあったので、LDインテリアに合わないものも収納し、使うときに出すとか。
愛用のシェルフはキャットタワーとして使ってはと提案された。天井側の棚板はグリーンなどの飾り棚予定だったそうだが、愛猫が登りくつろぐのでキャットウォークとして使っている。
廊下の位置が玄関ドアからずれているので、LDKの様子が分かりにくいのがうれしい。玄関ドア脇にある大きなミラーが、リビングからの日差しを受けて明るく感じる。
間接照明や、ラフな塗装風のテクスチャークロスで仕上げた2段のニッチ。高さは持っている絵の大きさに合わせ、本も置けるように奥行を調節したとか。
リビングからの採光が届き、電気を点けなくても昼間はほんのり明るい玄関。玄関も広げて、収納をたっぷりと設けた。
扉の下部が開いているので、扉を閉めていても愛猫がくぐって自由自在に使用できる。脱臭機用のコンセントを付け、心配していた臭いも気にならなかったと喜ぶ。
洗顔時も安心なように洗面ボウルは大きめに。タオルウォーマーは海外のリノベーション番組を見て採用したもの。洗面室がほんのり暖かくなるなるんだとか。
家族全員シャワーのみで十分。バスタブがあれば掃除が必要だし、スペースももったいないとシャワールームを採用した。大きいサイズにしたので洗い場が広くて動きやすいとか。