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玄関土間・書斎
玄関からすぐに書斎へとつながるユニークなレイアウトの玄関ホール。 ご夫婦共に「玄関に入ってすぐに広がるこの光景がとてもお気に入りだそう。 ご主人は、『家の奥に書斎を作ると、なんだか古本屋のような暗い雰囲気になってしまいそうだったので、いっそ風通しの良い場所にしました。休日に時間がある時は「ああでもない」「こうでもない」と本を並べ替えて楽しんだりもしています。』とおっしゃっていました。 「本は所有派」「収納家具を増やしたくない」というお考えのお二人、本が増えることを見越して、この収納量を用意したことは家づくりのポイントのひとつです。 正面右の本棚は、じつは引き戸になっていて、開けるとキッチンへとつながります。この秘密の扉は、奥様が小さな頃に読んだ『アンネの日記』に出てくる隠れ家から着想したもの。キッチン側から見ると、普通の扉という仕様です。
リビングダイニング
「広いリビングに開放的なキッチンにしたい」というご希望のもと、ダイニングとキッチンは明るい場所に。ダイニングセットは、ご実家で使われていたものだそう。床の色などは、このダイニングの色味に合わせて構成していきました。
ダイニングキッチン
ダイニングテーブルがありつつも、キッチンに対面したカウンターテーブルを造作。朝食をパパッと食べたり、対面で会話しながらゆっくりワインを楽しむ時間が持てる素敵なカウンターです。お子さんの宿題をみながら家事をしたい、という方にもちょうどいいカウンターテーブルです。
キッチン
キッチンは2列式。造作キッチンです。正面奥は書斎へ続く扉が開いた状態になっています。キッチン収納は細々としたカトラリーなどを収納する引き出し＋オープンな棚という構成。作業効率のよいつくりになっています。
いつかの子ども部屋はねこのお部屋
家族が増えた場合に個室として使えるキッチンカウンターの正面にあるスペースは、今はフリースペースとしてねこちゃんの隠れ場所になっています。（取材の時、基本的にこちらに隠れていました） 住まいの中で唯一窓のない場所に位置しているのですが、室内窓を設けることで、暗さをクリア。
WICのあるベッドルーム
ベッドルームと連続したウォークインクローゼット。ここも収納家具を置かないというポリシーが生かされたレイアウトです。お二人（あるいは増えても）十分対応できる容量のクローゼットを作りました。ヘッドボード脇にはスマホの充電用のコンセント、読書灯、積み上げられた本は、ご夫婦それぞれに備えつけられています。
インナーテラス
インナーテラスはダイニングとひとつながりになった「リビングの様な場所」という位置付け。お風呂上がりはハンモックやアウトドアチェアに座って涼むのだそう。この家には明確なリビングもなく、ソファもありません。お二人のライフスタイルに合う作りになっています。
サンルーム＆洗面
インナーテラスの一角にある洗面台。奥の窓はバスルームです。この一風変わったレイアウトは、ご主人の「お風呂に窓がほしい」というリクエストを元に「窓をつけたい理由が明るさだったら、バルコニーからの光を利用して、室内窓をつけるのはどうですか？」と提案し、実現したもの。朝風呂率が高くなったそう。
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設計、監理、プロデュース・コーディネート、土地・物件探しを担当
田園都市線鷺沼駅にある築20年超のマンションを購入して、リノベーションをしたご夫婦のリノーション事例です。三方角部屋の採光の良さを生かしたインナーテラスのあるひと部屋。多趣味なお二人は、本好き、アウトドア好き、カレー好きという内も外も楽しみたい方です。そんなお二人の生き方を包み込むような住まいを、物件探しからリノベーションまでトータルでコーディネートしました。
ほぼご結婚と同時に物件を購入、リノベーションをされました。暮らしや住まいに求めるご要望がそこまで明確ではなく、ご主人はインタビューで『リノベをするってことは決めていたものの「広いリビングに開放的なキッチンにしたい」くらいしかイメージがなくて、ヒアリングシートも埋まらなかったくらい、具体的なイメージはありませんでした。』と振り返っていらっしゃいました。
「この家で暮らしてから、生活の質があがった」という言葉が印象的でした。お好きなカレー作りや読書、ワイン、インナーテラスで見る映画…さまざまな暮らしのシーンを楽しんでいらっしゃるそうです。
物件探しから一気通貫していち担当者がコーディネート、設計しました。ご希望のエリアとは違いますが、暮らしに求めることがここなら実現できそうということでご紹介。設計に4ヶ月、施工に2.5ヶ月ほどかけてリノベーションを行いました。
リノベーションの設計で心がけていることは、実際に生活する施主の方にいろいろイメージしてもらう事です。何をどこに？や、いつ何を？など設計側では捉えられない部分をイメージしていただくことで、その方にフィットした住まいができあがるのだと思います。またそれは、その方自身もまだ住んだ事のない家の事なので、「確認する」ではなく「イメージする」と表現した方が適していると思いますが、設計の打合せをじっくり重ねることで、イメージが積み重なっていき、その人らしい「暮らしが見つかる」のだと感じています。まさしく「アンネの扉」のように。設計の打合せを通して、新たなビジョンも見えてくるので、ご自身の想いに向き合っていただく事が、リノベーションするという事なのかもしれません。
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玄関からすぐに書斎へとつながるユニークなレイアウトの玄関ホール。 ご夫婦共に「玄関に入ってすぐに広がるこの光景がとてもお気に入りだそう。 ご主人は、『家の奥に書斎を作ると、なんだか古本屋のような暗い雰囲気になってしまいそうだったので、いっそ風通しの良い場所にしました。休日に時間がある時は「ああでもない」「こうでもない」と本を並べ替えて楽しんだりもしています。』とおっしゃっていました。 「本は所有派」「収納家具を増やしたくない」というお考えのお二人、本が増えることを見越して、この収納量を用意したことは家づくりのポイントのひとつです。 正面右の本棚は、じつは引き戸になっていて、開けるとキッチンへとつながります。この秘密の扉は、奥様が小さな頃に読んだ『アンネの日記』に出てくる隠れ家から着想したもの。キッチン側から見ると、普通の扉という仕様です。
「広いリビングに開放的なキッチンにしたい」というご希望のもと、ダイニングとキッチンは明るい場所に。ダイニングセットは、ご実家で使われていたものだそう。床の色などは、このダイニングの色味に合わせて構成していきました。
ダイニングテーブルがありつつも、キッチンに対面したカウンターテーブルを造作。朝食をパパッと食べたり、対面で会話しながらゆっくりワインを楽しむ時間が持てる素敵なカウンターです。お子さんの宿題をみながら家事をしたい、という方にもちょうどいいカウンターテーブルです。
キッチンは2列式。造作キッチンです。正面奥は書斎へ続く扉が開いた状態になっています。キッチン収納は細々としたカトラリーなどを収納する引き出し＋オープンな棚という構成。作業効率のよいつくりになっています。
家族が増えた場合に個室として使えるキッチンカウンターの正面にあるスペースは、今はフリースペースとしてねこちゃんの隠れ場所になっています。（取材の時、基本的にこちらに隠れていました） 住まいの中で唯一窓のない場所に位置しているのですが、室内窓を設けることで、暗さをクリア。
ベッドルームと連続したウォークインクローゼット。ここも収納家具を置かないというポリシーが生かされたレイアウトです。お二人（あるいは増えても）十分対応できる容量のクローゼットを作りました。ヘッドボード脇にはスマホの充電用のコンセント、読書灯、積み上げられた本は、ご夫婦それぞれに備えつけられています。
ヘッドボード脇の読書灯は、flameで調達したもの。照らす方向、角度がかえられる物です。壁に造作することで、コードがない美しいベッド周りを実現しました。
書斎の奥には、アウトドア用品の収納スペースがあります。その一角には壁に収まる自転車の姿が。
インナーテラスはダイニングとひとつながりになった「リビングの様な場所」という位置付け。お風呂上がりはハンモックやアウトドアチェアに座って涼むのだそう。この家には明確なリビングもなく、ソファもありません。お二人のライフスタイルに合う作りになっています。
インナーテラスの奥にはバスルーム、脱衣室兼ランドリーがあります。この水回りは味のあるタイル床。
インナーテラスの一角にある洗面台。奥の窓はバスルームです。この一風変わったレイアウトは、ご主人の「お風呂に窓がほしい」というリクエストを元に「窓をつけたい理由が明るさだったら、バルコニーからの光を利用して、室内窓をつけるのはどうですか？」と提案し、実現したもの。朝風呂率が高くなったそう。
玄関ホールには、手洗い器がありトイレから出た際や、帰宅後すぐに手を洗うのにちょうどいい。クラシカルな手洗い器、水洗をセレクト。平田タイルのもの。
靴収納はオープンなもの。「匂いがこもらない」という理由から、このスタイルを取る方も多いです。
トイレも他の水回りと同様にタイルの床をセレクト。収納棚はオープンな棚を備え付けました。手洗いはトイレの外にあります。
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