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長年、ヨーロピアンアンティークを愛し、コレクションされていたオーナー様。その想いは時にヨーロッパまで買い付け行かれるほど。
そのアンティークが活きる家づくり、それがオーナー様が最も希望されたことであり、カジャデザインが大切にしたコンセプトです。
邸宅に一歩足を踏み入れると、ここが日本であることを忘れてしまいそうになります。各フロアにはアンティーク家具が並び、まるでパリ郊外の古城のような世界が広がります。
アンティークの魅力でもある風合いは長い年月の中で生まれます。その風合いと調和する家づくりをご紹介します。
3世帯でお住まいのオーナー様。それぞれのフロアに各ご世帯がお住まいになっています。
各フロアとも「アンティーク」という共通のテーマを持ちつつ、そこに住む人の家族構成や目的に合わせた空間構成を施しました。
1階にはお仕事スペースとご次女さまのプライベート空間。奥にはリラックした時間を過ごすためのバールームが設けられ、「プライベートスペース」、「お仕事スペース」、そして「リラックススペース」が一体となったフロアになっています。
オーナー様ご夫妻の居住空間でもあり、全世帯皆様が集まるのが2階。連続したダイニングとリビングで過ごす家族団らんのシーンを想像させます。
そして3階は4人ご家族のご長女さまご一家の居住空間。4人というご家族構成が生活しやすいように、リビングを中心に、それぞれの部屋が設けられています。
コレクションの中で最も目を引くのが数々のランプです。
アンティークランプはそのデザイン自体が部屋を飾る要素になります。また明かりをつけると、デザインと機能が融合し、光を通した彩りを空間に添えます。
このアンティークランプの光を演出するもう一つの要素が壁面の素材です。
例えば布製のクロス。よく使われるビニール製や紙製のクロスはランプの光を直接反射します。しかし、布製のクロスは織りで作られているため、必然的に立体的な表面になります。その立体的な表面と布の材質がランプの光を優しく反射します。また布製クロスの使用はオーナー様のご希望でもありました。
石材クインや漆喰も同じように、その表面の細かい凹凸が直線的な光を受け止め、柔らかい印象を空間に与えています。
アンティークが活きる家」という住宅をご希望されたオーナー様。私たちはそれがオーナー様にとっての「リゾート」と考え、家づくりをさせて頂きました。
「家づくりが楽しかった」とおっしゃるオーナー様は、施工中も幾度となく工事現場にお越しくださり、弊社プロデューサーや現場監督と意見交換をさせて頂きました。
そして完成後には「もしもう一度家を建てるなら、ぜひ同じスタッフのみなさんにお願いしたいです」と、とてもありがたいお言葉を頂戴しました。