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感性豊かでご自身のお好きなテイストはもともとお持ちでいらっしゃいました。ただ、多くの人がそうであるように、注文住宅を建てるのは初めて。「こうしたい!」という希望を、具体的に言葉で表現するとこは容易ではありません。そこで、担当プロデューサーの小牧は、よりリアルに生活をイメージして頂くために、すでに引き渡しを終え、数年経たれたお客様のお宅を見学させてもらえるよう段取りをしました。
開放感のある吹き抜け、明るい日差しが降り注ぐ窓の設計、カジャデザインで扱うオリジナルストーン『クイン』の質感に触れ、今まで頭の中で漠然とイメージしていた「カッコいい」が具現化されたのです。
入居宅見学会で体感した、開放感。リビングで気持ちよく過ごすことは、オーナー様ご家族にとって重要なポイントでした。リビングスペースは天井高約5メートルの吹き抜けを設けました。隣接する中庭は、窓を全開にすることで室内外が一体化になるような作りになっています。中庭は道路面に位置していますが、その間に駐車スペースを配置し道路からは少し奥まった場所にあります。さらに、クインを貼った壁を立ち上げ、プライバシーと安全も確保できる設計となりました。
ダイビングキッチンスペースはブラックとウォルナットで色味を落とし、シックで大人な空間に仕上げました。アイランドキッチンと繋がるように配置されたダイニングテーブルは、一枚板を使用したオーダーメイド。友人たちが集まるホームパーティでは調理をしながらでも、食卓の輪に加わることができます。
ご夫婦そろってアウトドア好きなオーナー様ご夫妻。仲間たちと一緒にキャンプに行くこともしばしばあるそうです。そんなS様が希望されたのは、自宅でアウトドアを満喫できる空間でした。そこで取り入れたのが、ルーフトップテラス。屋上にウッドデッキと人工芝を敷き、快適にアウトドアをくつろげる空間に仕上げました。バーベキューで使用する時には、備え付けのシンクと水道で食材や食器を洗うことができます。これから屋外用のインテリアや飾り付けでさらに居心地の良い空間へと仕上げていきます。
もう一つ、こだわったポイントがエントランス。ゆったりと広々としたスペースを設けました。シンプルで味気ない印象になってしまいがちな玄関ですが、造作したベンチには観葉植物やインテリアのデコレーションして空間を彩ることができます。
玄関を進みリビングルームに進むと、ガラス越しに中庭が目に飛び込んできます。部屋の入り口にとった広々としたスペースには、お気に入りの写真集や雑誌を収納する書棚が。家の形状に合わせて、ぴったり納まるようにオーダーメイドしたこだわりの本棚です。好きな本を選び、リビングや中庭でそれを眺める、豊かな時間がそこにあります。
大開口で繋がるリビングと中庭、床材や壁面の石材を同じ種類にすることでより一層一体感を演出します。
開放的な吹き抜けが気持ちのいリビングルーム
写真集や海外の雑誌をたくさんお持ちのオーナーのこだわりから生まれたオーダーの書棚。
広々としたエントランスには、トラバーチンを施しラグジュアリーな空間を演出。
プライバシーを守るための中庭の壁面にはオリジナル石材「クイン」を張り上げた。