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風致地区や建築協定によって環境が保たれ、観光客も多いエリアに建つ住居兼アトリエです。地下にアトリエ、1階にゲストルーム、2、3階を住居として、それぞれの玄関は互いが干渉しないように分けました。
外観は近隣との調和を損ねぬよう、以前敷地に建っていた建物の「家らしい形」と「白色」を踏襲しています。
2、3階は約17坪の小さな平面にLDKと水回り、寝室を配置するにあたり、視線が抜け、繋がりつつも適度に離れることを軸に計画しました。白を基調とした明るい空間はすべてを見通せるワンルームにはせず、生活感が出やすい場所は隠したり、距離感を持たせるようにしています。1階はコンパクトな1DKをシックな色使いで、上質な雰囲気となるよう仕上げました。また、大きな収納が取れない分、その場その場に適切な大きさの造作収納をつくり、散らかった印象にならないよう配慮しました。
庭は小さいながらも緑化を行い、樹形に特徴のあるきれいな木を選んでいます。木陰の下のベンチとともに、道行く人に愉しんでもらえればと考えています。