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設計、監理、インテリアを担当
敷地は道路より最大で12m程度上がっている傾斜地でクヌギ・コナラなどの落葉広葉樹林。当面は週末住宅として住まい、将来はこの地に永住するというクライアントの希望を踏まえた住宅です。外観は国立公園内の基準により制限され、屋根は茶系色のフッ素樹脂塗装ガルバリウム鋼板、外壁は杉板張りとなっています。湿度が極端に高い地域のため高床式の基礎として床下の通風を考慮しています。1階は土間・個室・水回りを配し、2階に周囲のロケーションを楽しめるリビング空間。1階土間は薪ストーブを中心にワークデスクも備え多目的に利用できる落ち着いた空間となっています。2階はたくさんの友人を招いてゆったりと過ごせるオープンなリビング空間です。リビング中央の大きな吹抜けは、1階の気配と共に薪ストーブの暖気を伝えてくれます。また1・2階にはそれぞれロケーションを楽しむ屋外デッキを備えています。この家は新たな「土間空間」のあり方を追求した家でもあります。
南斜面に建つ週末住宅。湿度対策として高床式の基礎としています。外壁は周辺の自然になじむように杉板張りの落ち着いた外観となっています。
家の中心にある土間空間。天然エネルギーの薪ストーブを備え、右側には趣味で使うワークデスクを設けてあります。簡単な接客や趣味・くつろげる第二のリビングとして多目的な場所。上部の吹抜けから2階リビングの気配も感じられます。
地域柄から欠かせない必需品。上部吹抜けから2階リビング全体にも暖気を届けます。ゆらめく炎を眺めながらくつろぐ時間は最高の至福の時。後部の壁は珪藻土の塗り壁で落ち着いた雰囲気を出しています。
リビングに続く屋外テラス。周囲の自然を楽しみながらくつろぐ場所。聞こえるのは小鳥のさえずりだけ!
屋根を支える登り梁がそのまま見えるデザインの開放的な空間。中央に吹抜けがあり、奥に個室、手前にキッチン・ダイニングがあります。吹抜けの周りを回遊できるくつろぎの場所です。薪ストーブの効果は雪の降った真冬でもTシャツ1枚で過ごせるほど。開口部からは周囲の緑が季節を感じさせ心を癒してくれます。
ダイニングの南側にはテラスが続きます。大きな開口部からは目の前の緑と柔らかな光が飛び込みます。手前に見えるのはカウンターに埋め込んだパーティーシンク。
リビングから見たダイニング。大勢集まってのパーティー風景。
人数に合わせて可変する造作家具の大きなダイニングテーブル。空間に合わせてデザインした一品もの。食事やお酒も更に美味しくなります。
2階リビングの一角にあるキッチンとダイニング。大勢の来客を想定して可変する大きなテーブルをつくりました。奥のキッチンも造作家具で空間にマッチするようにつくり、パーティーシンクも備えています。
2階リビングの吹抜けから1階土間を見る。大きな吹抜けは薪ストーブの暖気と上下階の気配を繋ぎます。1・2階に分かれていても全体が一つの空間になります。
木々に囲まれて佇む