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間取りを変えない部分リノベ。主役はポリカーボネイトの建具。間仕切ったりフルオープンにしたり、素敵で実用的!
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設計、監理、土地・物件探し、その他を担当
3LDKのマンションでは、廊下側に洋室2つ、ベランダ側にLDK、その中間にもう1部屋という構成が一般的です。中間の1部屋は予備的な和室・洋室として設計されることが多いですが、居室として使うには採光・通風・空調の条件が悪いため、実際には季節物や捨てられない家具などを押し込んだ納戸となり、住み手の生活スタイルの変化に柔軟に対応できる間取りとならないケースが多くみられます。今回はこのような中間の1部屋をフルオープン可能な引戸でつくることで、独立した部屋として、広いLDKの一部として、また適度な位置で固定してゆるやかに空間を仕切るなど、その日の気分によって服を着替えるような感覚で簡単に模様替えできるフレキシブルな住宅としました。
デザイナーズFILE2016[カラーズ]
南向きの明るいリビング。
無垢パインフローリングはお施主様塗装。
パーティションとして緩やかに空間を仕切る場合。
職人のチョーク跡がそのまま残る壁面。
エントランス。廊下の無駄スペースを利用してニッチとシューズクローゼットをつくる。
既存の壁・天井を撤去し、荒いコンクリートをそのまま剥き出し。天井高は2.6M。
建具を組み合わせると黒いハコができる。
キッチンカウンターはモザイクタイルミックス貼。お施主様と一緒に様々なパターンを検討したオリジナル配色。
廊下入口となる扉は独立して動く。
完全にクローズにした場合。ポリカーボネイトの建具から光が入る。
完全にオープンな場合。
部屋の着替え中。
リビングからキッチンを見る。