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設計を担当
築20年のマンション、ほとんどリノベーション。(個室2部屋既存のまま) 30代ご夫婦と7歳と3歳の女の子のお家です。奥様お気に入りのインテリアショップ「unico」のアイアンスチールの家具を基調にしたテイストで全体をまとめました。ごちゃごちゃとなりがちな子どもたちの物を適材適所でしまえるように収納を設けました。ピアノの後ろのたっぷりのリビング収納は急な来客にも便利です。使用頻度の高い洗面は廊下に出してしまいました。2つの開口は両面からタオルを取り出せ、洗濯モノを入れる用です。
キッチンが孤立しているので、壁を無くして、広々としたい。
子どもが学校から帰宅後、宿題や準備の見守りを、キッチンからさりげなくしたい。
子どもがリビングで遊んだ後、上手に片付けられるようにしたい。
キッチンで使っている食器棚がunicoのもので、オープンで気に入っているので、使い続けたい。
小上がりの下にキャスター付きの引き出しをしまう、小上がりの上は畳、でも高さをなるべく低く抑えたかったので、ミリ単位での素材選びを工夫しました。
アイアンスチール棚に合わせて、キッチンパネルに「黒マット」を選んだのですが、勇気が入りました(笑)・・・
ダイニングの造り付けのベンチが中に収納が出来るのですが、量がたくさん入ります。さらに子どもが帰宅後に、ここにランドセルを置いて、いろいろと支度が出来るので、高さがちょうど良いです。
福岡との距離があったので、打ち合わせはメールと電話で行いました。
施工業者さんも初めてでしたし、現場施工監理もメール、写真でのやり取りだったのですが、何とか無事に滞りなく完成しました。
その為に、キッチンの横に取り付ける可動棚の詳細納まり図まで、可能な限り、詳細に図面を描くようにしました。
廊下に作った洗面の明るさ、黄色のタイルが実際にどうなるかが気になりました。事務所から近い現場であれば、通いながら想像が出来たり、途中で変更したりも出来るのですが、今回はそれが叶わなくて、こんなに想像出来ないものなのか、とずっと心配でした。
お子さんが怖くて1人でトイレに入れない、のがかわいいお悩みでありましたので、明るくてポップなクロスを貼ったのも印象に残っています。
リビングのアクセントクロスでグレー、間接照明を入れたのですが、住宅では将来的にどんな家具が置かれるのか、壁に何か貼られる事もあるのではないか、と想像して、特に意匠をしないで仕上げます。
日本の店舗設計の一流デザイナーの方に、完成写真を見て頂いた際、面白くない!何かに欠けてる!とご意見を頂きました。
確かに、、、住宅設計では造り込み過ぎず、未完成のまま、がちょうど良いのかな、と思ったり、もっと提案して作った方が良いのか、と悩みに突入した物件です。
小上がりの高さは30センチ。子どもの座りやすい高さです。小上がりの下にキャスター付きの引き出し、自分でお片付けが出来るようにしました。 小上がりの上は畳、でも高さをなるべく低く抑えたかったので、ミリ単位での素材選びを工夫しました。
小上がりとテレビ前で高さが違う事で、子どもが座ったり、遊んだりするのに楽しそうです。
小上がりがあるので、ソファは置かずに広々と!
好きな食器をいつも眺められるように、すぐに取り出せるように、シェルフを中心のキッチンレイアウトにしました。 カウンター下はダイニングテーブルからよく見えるので、タイルにしました。
子どもの洋服、書類関係、家電、お布団が入ったクローゼットです。
unicoのアイアンシェルフに合わせて、キッチンパネルを「ブラック」にしました。 シンクで食器を洗い終わった後、そのまま横のに食器をしまえます。 好きな食器をいつも眺められるように、すぐに取り出せるように、シェルフを中心のキッチンレイアウトにしました。
リビングの一角にファミリークローゼットを設置。来客時は小上がりの畳に泊まってもらうので、お布団もしっかり仕舞えるようにしました。 ピアノの上にはスポットライトのように照らせる照明を設置しました。
上の開口穴は脱衣室にあるタオルが取れます。下の開口穴は洗濯モノを廊下からも入れられます。
脱衣室の収納可動棚。上の開口穴は洗面からもタオルが取れます。下の開口穴は洗濯モノを入れられます。