2017/08/24更新6like110741view

著者:hatamama8

小上がり和室・畳コーナーを活かした家20選

段差でリビングや収納が変わる!広いリビング・ダイニングなどの隅にほっこりとした和室の小上がり。ある程度高さのある小上がりなら、椅子代わりにも使えますし、収納としても機能します。また、洋室ばかりの部屋に和室を1つ設ける際にもよく使われます。そんな小上がりのある素敵な事例をピックアップしてみました。

SUVACOが専門家をご提案

家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOがご要望に合ったプロを提案します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

小上がりとは? そのメリットとデメリットは

小上がり和室とは、床の高さを上げた畳のスペースのことです。リビングの一角につくられることも多く、空間に奥行きと立体感を出すことができます。

あえて段差をつくり高さを設けることで、床下を収納として使えたり、ちょっと腰掛けたり、ごろりと横になったりと空間を多機能に活用することができるところがメリットです。

デメリットとしては、床の高さが出るので天井が低く感じられたり、リビングが狭く感じられたりする可能性があるところ。家のどこにどのような小上がりをつくるか、間取りのプランニングが重要です。

それでは、小上がりを見事に活かすことで、収納や居住スペースを充実させている建築・リフォーム・リノベーションの事例を見ていきましょう。

ダイニングコーナーの小上がり

玄関に自転車を置ける土間収納とLDKに畳の小上がりがある住まい。
絶対に畳の小上がりをつくりたかったそう。大工さんからのサプライズプレゼントで、中が収納空間になっています。

ママの目が届く場所

ダイニングの一角にある小上がり畳スペース。子供が遊んだりテレビを見たり本を読んだり、小さいお子さんがいる場合、大人の目が届く理想的なスペースです。

キッチンにある、掘りごたつのような畳の小上がり

キッチンのカウンターテーブルを囲うような形の小上がりは、まるで掘りごたつのよう。足を伸ばしてテーブルに座わったり、食べ終わった後に寝転んだりすることができます。この場所なら家族団らんの機会も増えそうです。

客間としても使える、玄関の小上がり

玄関を入ってすぐにある小上がりは、ちょっとした客間としても使用が可能。
吹抜けのある開放的な玄関の土間空間と、小上がりの客間兼和室のある、美しい玄関空間になりました。

広い部屋の一角に小上がり

高い天井に広いリビングダイニング。その一角にたくさんのクッションが並んだリラックススペースを設けています。

ソファよりもゆったりした体勢で本を読んだり、寝転んだりできる最高の場所ですね。小上がりの下が収納スペースにもなっており、収納力抜群です。

大空間の中の和室

南北に長い敷地ため途中にテラスを挿入し、光と風をより取り込みやすくするように設計計画がされています。和室は、広いLDKに機能とメリハリをつけています。

部屋の間仕切りにもなる小上がり

大きな吹き抜けのあるモダンなLDKの隣にしつらえた小上がりの和室。
黒い枠に市松模様の畳がとても印象的です。
吉村 紳「大きな吹抜けのある開放的な家」

ベッドとしても使える寝室の小上がり

主寝室にある小上がり。畳式なら布団を敷いてゆっくり寝られそう。

日中は、布団がなくともゴロゴロしながらTVが見られる休憩スペースに。うっかり寝すぎてしまいそうな心地よさを感じさせます。

小上がりの上に、さらに小上がり?

小上がりの下には引き出しベッドが隠れており、コンパクトな空間に段差を設けることで空間を有効活用しています。

ロフト下はおもちゃや衣服をしまう引き出しになっているので、小上がりで遊んでおもちゃを片付けるのも、洗濯物を畳んで収納するのも楽にできる多機能スペースです。隣にはお父さんの書斎スペースがあり、家族との距離も近い団らん空間です。

キッチン横の掘りごたつ付き小上がり

こちらのお家では、キッチンの横に小上がりを設けています。

小上がりには掘りごたつがついており、家族や友人と団らんする場所としてはもってこいです。畳は縁のない琉球畳を用いているので、和風になりすぎずモダンな印象の家全体ともなじんでいます。

キッチンと小上がり、それぞれが映える

友達が集う住まいです。
約3帖の広さのタタミコーナーは、子どもの昼寝スペースや遊び場としてはもちろん、小上がりにすることで気軽に座れるくつろぎスペースとなりました。
キッチン・ワークスペース・小上がり畳コーナーが並んで便利な間取り。
妻が選んだヘリンボーン柄のキッチンから「子どもがどこにいても見えるので、安心して家事ができます。」

ポップな色合いの小上がり

アクセントカラーの効いた扉と隣り合わせになった小上がり。壁にはビビッドな赤色を使うことで、ポップな色合いの扉たちとも上手くなじんでいます。

障子の引き戸がついているので、小上がり部分を和室として仕切って使うことも可能です。

家族団らんできる、奥まった場所の小上がりスペース

夫婦のためのマンションリノベーション。
キッチンからも見渡せるゆったりとくつろげる畳の小上がりのあるリビングは、ダイニングキッチンと連続させるようプラン。収納場所の配置に迷う時もありますが、畳の小上がりの下の部分を床下収納とすることで、その問題をうまく解決しています。
駿河屋|創業1657年「落ち着きとくつろぎの自然素材の家」

リビングダイニングと一体になった畳の小上がり

こちらの注文住宅では、リビングダイニングと一体にするかたちで畳の小上がりスペースを作りました。

和室として完全に区切ることなく、イス座を中心とした生活の中でも自然と床座の和室空間を使えるような設計です。ちょっと腰掛けることで、ソファーとしての役割も持たせることができます。

小上がりのワークスペース

アウトドアが好きな家族のためのリノベーション。
リビングの一角にある、デスクコーナーにもなっている畳の小上がりは、グレーの畳と黒い珪藻土でモダンな印象に。光の取り入れ方にこだわった、のびのびと子育てしやすい家になりました。

土間とつながった畳の小上がり

玄関から続く土間空間の中に、畳の小上がりをしつらえています。まるで、昔の町家でよく見られた、通りに面している商売のための部屋“みせのま”のようです

土間と一続きになっているので、ゲストをもてなしてたり、ちょっと腰掛けたり、色々な使い方ができそうですね。

小上がりから外を眺めて

間取りは変わっていないようなのに、仕上がりは劇的にランクアップ。
小上がりは床から40cmほど上がっているため、天井を躯体あらわしにして圧迫感をなくしています。小上がりに座って外を眺めると気持ちの良い緑が感じられるそう。

サッシとつながった明るい小上がり

こちらのお家では、障子戸を開くとダイニングと一体になる小上がりを設計しています。

中庭のウッドデッキとつながっているので、小上がりに腰掛けながら縁側のように中庭を使うこともできます。クライミングウォールのあるリビングからの光も差し込むので十分明るい空間になっています。

大容量の床下収納があるリフォーム・リノベーション

小上がりの下には...容量たっぷりの床下収納があります!

お手持ちの楽器をしまうための大容量の収納が必要だったということで、小上がりの下を大々的に床下収納として使えるようにしています。小上がりの空間はもともとダイニングスペースだったということで、新しい生活に上手く対応出来るようなリノベーションだといえます。

多機能な小上がり

和室でもあり収納でもあり、デスクコーナーの腰掛けでもある、多機能に作られたオリジナルです。
小上がりスペースといっても、実にさまざまな役割を担えることがご理解いただけたでしょうか。はじめから和室は要らないと決めつけず、ちょっとした畳スペースをつくることも検討してみてはいかがでしょう。

SUVACOとは?

SUVACOは、自分の価値観と合うリノベーション・注文住宅の依頼先に出会えるサービスです。


また、SUVACOアドバイザーがあなたのご要望をお聞きして、ぴったりの専門家を提案するサービスもあります。


専門家を紹介するだけではなく、おつなぎした後もご相談に乗るなど、完成までサポートいたします。ぜひご利用ください。
お気に入りに追加

SUVACOは、自分らしい家づくり・リノベーションをしたいユーザーとそれを叶えるプロ(専門家)とが出会うプラットフォームです。

家づくりについて学ぶ

「自分らしい家づくり」に大切な、正しい家づくりの知識が身につくHowTo コンテンツ集です。

専門家を無料でご提案

家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOの専任アドバイザーが全国1,000社以上からご希望に合うプロをご提案します。

住宅事例をみる

リノベーション・注文住宅の事例を見たい方はこちら

家づくりの依頼先を探す

リノベーション会社や建築家、工務店など家づくりの専門家を探したい方はこちら

会員登録を行うと、家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討にお気に入り・フォロー機能が使えるようになります。

会員登録へ

同じテーマの記事

住まいの記事 カテゴリー一覧

専門家探しも、家づくりのお悩みも
SUVACOのアドバイザーに相談してみよう

専門家紹介サービスを見る