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設計、施工、監理を担当
築35年のマンションを相続され転居することに。将来おこさまが増えることも想定して、現在は二人が暮らしやすいことを主体にプランニング。キッチン、洗面、ワークスペースを工夫した住まいにフルリノベーションしました。
ご両親の自宅を相続され、リノベーションして転居することに。築35年のマンションなので経年劣化した設備を交換して夫婦二人暮らしやすい住まいにしたい。90 %が在宅の為ワークスペースを充実させたいが、壁に向かうのは嫌。浴室を目立たない場所へ移動し生活感が見えないようにしたい。
ハイスペックキッチン、オーダー洗面、造作収納。オシャレなトイレ空間。玄関拡張。とのご要望を承りました。
使いやすく充実したキッチンが欲しいというご要望にご提案したのは、作業面がたっぷりとれる2列型のステンレスキッチン。使いづらい吊戸は無くし、パントリーの代わりにトールタイプの造作収納をプラスして短い動線の中にキッチンの機能を集約しました。フルオープンのキッチンはLDK全体を見渡せ、お子さまがいる生活にも対応できるように配慮しています。洗面室の機能を分け、外出帰宅時にスムーズに使えるよう廊下に組み込んで洗面台を配置。スッキリをキープできるように造作で扉付き収納を追加して、清掃もしやすい照明を内蔵した鏡を選択しました。脱衣室はランドリールームと共有させて浴室前のキッチンからの動線上に配置し、家事動線の効率化に配慮しています。また、在宅ワークが快適にできるようにともう一つご提案したのは「LDKへの対面ワークスペース」デスクと書棚を造作で揃え、壁を設けずに書斎コーナーを造りました。キッチンと書斎、それぞれが作業に集中しながらもお互いの気配が感じられ、孤立感はありません。お子さまの見守りも、助け合いながらできます。ご実家が営んでいる材木屋さんから良質な材木をご提供いただき、ダイニングテーブルやカウンターを造作。空間に優しい温かさを加えています。運動不足への配慮としてご希望の有った懸垂バーは補強した梁に取り付け、気分転換になっているとのこと。将来の子供部屋をどこに配置するかの想定を含めて打合せは多岐にわたり、新しい住まいでの生活を楽しみにされていることが伝わり、気を引き締めなおしました。