2018/10/28更新1like2521view

著者:Haruka Yamasaki

この家の主人はネコ。

クリクリの目に、ふにふにな口元。
甘えん坊なんだけど、ちょっと気まぐれ。
家に帰ると、玄関でいつも出迎えてくれる。
ネコが家にいるだけで、なんて幸せなんだろう。

でも、ふと思うことがある。
わたしはこんなに幸せだけど、ネコもわたしと同じくらい幸せなんだろうか。
ちゃんと、かわいいこの子を幸せにできているんだろうかって。

今回は、Haruka Yamasaki が担当します。
「猫」の目線になって、ネコにとっての快適な暮らしについて考えてみました。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

「“ネコ的”な暮らし」になっていたある日のこと。

ボクの名前はゴロ太。
お昼寝だいすきゴロ太。
最近、ぼくの周りはいつもと違う感じがする。

まず、以前のぼくは大きなドアをひとりで、くぐりぬけることができなかった。
どうしても、目の前のドアを開けてもらいたくて、ドアの前で頑張るボクがこれまでのボク。

一緒に暮らすアイツが開けるのをドアの前で待ったり、鳴いたり、ガリガリしたり。
とにかくいつも、イライラしながらも奮闘していた。

でもあるとき、そんな日常が終わることになったんだ。
知らぬ間にできたトンネル。
見慣れないこの存在に、最初はちょっと警戒した。
でも、そろ〜りとトンネルをくぐると、大好きなベッドのある部屋にすんなり入れるようになっていた。

なんだかちょっと嬉しい。
この日から、ボクとドアとの戦いは終わることになったんだ。

ゴロゴロ以外にも楽しいこと発見!家の中の散歩道

日中は、いつもアイツがいない。
だから家の中、ひとりでお留守番しているボク。
最近は、ゴロゴロして食べて、ゴロゴロして食べてを繰り返すだけ。

なんだかちょっと、カラダが重い気がするのはなんでだろう。
動きにくくて、ちょっとヤダ。

それに最近、夜アイツが帰ってくると。
ボクを膝にのせて、「太ったな〜」とお腹のあたりをムニムニと触ってくる。
どうせなら、顎の下を撫でて欲しいもんだ。

でも、ある日のこと。
家におもしろいものができていた。
試しに登ってみたところ。
うん、なかなか快適。
家の中にいるのは好きだけど、ちょっと退屈な時もあって。
何もすることがないから毎日ゴロゴロしていた。

お昼寝もだいすきだけど、ボク専用の散歩道ができて嬉しいなぁ。
ただの散歩道じゃなくて、ちゃんとボクの好きなことをわかっているところが嬉しいんだ。

一緒に暮らしている「この子」だからこその暮らしを。

どんな家がゴロ太にとって過ごしやすく、快適な家なんだろう。
真剣に小さなこの子のことを考えられたのは、とっても大切な存在だったから。

ちょっとだけ部屋のつくりを変えただけで、ゴロ太は前よりも満足そうな顔をするようになった。
これは、飼い主のわたしだけがわかる、ちょっとした変化かもしれない。

たくさんネコはいるけれど、ゴロ太と同じネコなんて一匹もいない。
ネコによって、性格も違うし、好きなことも違うのは当然のこと。

一緒に暮らすネコの幸せがわたしの幸せ。
だって、ネコは自分の子どもであり、この家の本当の主人でもあるから。

人間のためだけじゃなく、今いるこの子だからこその“ネコ的”な暮らしを考えてみたとき。
ネコも人もきっと幸せになれるはず。
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