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こどもの成長とともに部屋をそれぞれ独立させられる空間
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小学校入学を控えたお兄ちゃんと妹さんのスペースを考えて、木造在来工法2階建て住宅の2階部分を全面改装のご要望をいただきました。
現状では２階全面に小さな個室が並び、上下階のつながりがほとんどないために、１階にいると２階の様子が全くわからないという点を考慮し、２階部分は必要な骨組みを残して、できる限り広い空間を確保。ワークスペース＆プレイルームの部分とベッドルームというように機能面からのゾーニングをしました。将来的にはそれぞれの部屋が独立できるような想定で、「５年後のプラン」をつくり、必要な場所に下地を入れるなどの準備ができています。
子供たちの声も響き渡る、省スペースでも開放的な吹抜け
階段周りに畳一枚にも満たない小さな吹抜けを設けたことで、視線が抜けて階段も明るくなり、子供たちも大喜び。こどもの成長とともに部屋をそれぞれ独立させられるなど、カスタマイズ可能な作りになっています。
所在地： 川越市
家族構成： 夫婦＋子供２人
延床面積： 45㎡
設計： +Marchitects（プラスエム・アーキテクツ）
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子供たちの寝室は、ワークスペースとプレイルームがひと空間となり、明るく開放的。ひと空間に引き戸を上手く用いゾーニングされています。
将来的には独立できる仕様を考慮し、収納スペースを各箇所へ配置しています。梁に添って付けたレールにはスポットライトの照明を設置しました。
2人で遊ぶ事も多いので机はつなげて使用。高い天井に存在感のある梁躯体の現しがアクセントとなっています。
ロフトへ梯子でつながる。好奇心旺盛な子供たちの冒険心をかき立てるような工夫も施されています。
吹き抜けは１階のリビングにつながるため子供たちも安心。まだ足元が覚束ない子供たちへの配慮も考え、手すりを設置しました。
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