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市街化調整区域内ののどかな風景。
周辺は畑が多くゆったりとした時間が流れる環境を活かしたデザイン。
◯ 建物全体は、2階屋根を勾配なりに下ろし、
そのまま1階屋根となるようにした大屋根デザイン。
◯ 一体感と開放感に溢れたLDK。
◯ 大開口による室内外のつながり。
◯ 生活+家事動線に配慮した回遊動線。
◯ 家庭菜園+縁側空間で楽しむ野菜づくりとお茶休憩。
暮らしを楽しむ木の家です。
「森の中で寝転がっているような気持ちのいい家」
とご希望されたクライアントのための木の家です。
たくさんのご要望を受け止め、
再整理し、
優先度の解釈、
ほしいもの、あとでいいもの、
インテリアのイメージ、
家族の風景、
暮らしの風景、
多くの時間を共有してできた木の家です。
◾️ 大きな窓
こだわりのひとつに大きな窓のご要望。
1間の幅をオープンにできる窓がふたつあるリビング。
引き分けられるように設置したので、
リビングからは、窓の存在を消しながら、
外部空間の庭と一体化できる関係。
内と外の関係は、ウッドデッキがゆるく繋いでくれる。
前面道路を行き交う車や人が気にならない環境を
読み解いておくこともとても大事。
◾️ フリーな時間
リビング前の軒下ウッドデッキに干し柿や野菜を吊したり、
庭木のブルーベリーを摘んだりできる軒下空間。
深呼吸して柔軟体操。
ぐーっと体を伸ばして気持ちをリセット。
畑仕事のお茶休憩に、
日向ぼっこしたり、おしゃべりを楽しんだり。
昆虫見つけたり、新緑やお花、野菜の収穫。
夏にはスイカと花火かな。蚊取り線香つけながら。
フリーな時間を大切にする場所。
◾️ ワークスペース
キッチン近くのワークスペース。
パソコン、ミシン、仕事に必要な道具や書類。
書斎のような個室ではないオープンなスタイル。
小さな子供たちがしていることを見守れるような環境で。
学校の宿題を見てあげられるような場所で。
お料理しながらも全体が把握できるような関係性で。
◾️ 普段使いを動線で
納戸とかクローゼットとか、
プランニングにはとても大事な検討事項のひとつ。
使い勝手も同時に考えておきたいです。
例えば、仕事や学校へ行く時の持ち物、カバンとか帽子とか上着とか。
朝のドタバタ時間に、あっ忘れ物!ありますね。
2階まで取りに行くこともあるわけですが、
玄関手前の動線上にあったら使い勝手がとても良い。
各家庭で違う優先事項。
こうでなきゃいけないことって皆それぞれです。
だからこそ一日の流れをイメージし、
クライアントと設計者のその共有、
とても大事にしていることのひとつ。
写真では読み取りにくい風景をいくつか。
◾️ 風景1
2階の東窓から差し込む朝陽。
吹き抜けを通り抜け、建物奥まで差し込む朝陽。
朝陽を感じながらの朝ご飯。
◾️ 風景2
2階寝室から見える風景。
2階寝室は、吹き抜けを挟んで南の庭や前面道路を望むことができる関係。
就寝時、つまり、寝転がると道路が見えないちょうどいい高さになる。
そこは空中に浮いたような景色が広がる。
朝起きた時に広がる風景。
◾️ 風景3
ゆとりのある土地のため、ぐるぐる回れる建物廻り。
小さな子供たちにとってはそこは遊びのスペース。
建物廻りをぐるぐる回る。
楽しそうに自転車でぐるぐると回る。
大きな窓の前を笑顔で通り過ぎたり、
道中つまづくことだって時にはある。
待っててほしいのに先に行っちゃうお姉ちゃん。
一周回ってきたら今度はグズる時だって。
それでもぐるぐるは続くのです。
お姉ちゃんの後を追いたいから。
そんな一風景をリビングから。
それはまるで、窓が舞台みたいな感じです⭐︎
実際に完成した自宅で一年ほど過ごしてみて、夏の日差しを遮りつつ、冬の日差しがたっぷり取り込まれるなど、新田さんの設計意図を改めて体感しています。
風の心地よさや日の入り方の季節による変化、窓からの景色など、家の中にいても自然をたくさん感じられ、ゆっくりとした時の流れにくつろぎを感じながら日々を過ごしています。
本当にありがとうございました(夫)。
私たちの想いを聞き、素敵な提案をたくさんしていただきありがとうございました。
新田さんに出逢えたことに感謝でいっぱいです(妻)。
弊社の設計は、ご要望を満足することを前提にしながらも、解釈を変えることで見えてくる視野・価値・暮らしのイメージを合わせることを大切にしております。ご家族にあった説明・表現の仕方を感じ取りながら進めております。
どのクライアントにも共通の多くのご要望がございます。
設計初期の段階でのご要望の整理、打合せが進行していく中での優先順位の再確認、或いは、他にも大事なことが見えてくることもあるのが家づくり。
弊社は、それぞれの環境・条件の中で特殊解を一緒に探しているパートナーだと考えております。パートナーとしてお伝えすべきことがたくさんあり、それらに向き合っていただけたクライアントとの時間はとても印象深く、家づくりを楽しく歩んでくださり感謝でございます。
小窓のあるエントランス。 正面の障子をオープンにした時のLDKとの関係性。 障子の開閉によりピクチャーウィンドウとして、その時の状況に応じて可変できる小窓。
小窓のあるエントランス。 正面の障子をスライドさせるとLDKと繋がる関係性。 例えば、生活のイメージ ◯ 朝のイメージ:バタバタとする朝の準備。小窓オープンにしておくと、「子供たちの行って来ます」に「行ってらっしゃい」の挨拶。「忘れ物ない?」に「ほらこれ忘れてる!」と手渡しも。 ◯ 夜のイメージ:お父さんの帰宅に合わせて小窓が開き、子供たちの「おかえり」。
小窓のあるLDK。 正面の障子をスライドさせるとエントランスとの関係性。 さらに玄関ドアを開けるとちらっと借景。 ハイサイドライトの陰影により、時の流れを感じる癒しの時間。
開放感のあるLDK。 構造を現しにした勾配天井、引き分け障子とハイサイドの窓により明るく開放的なリビング。 写真右側がオーダー造作のダイニングテーブル。 隣接してキッチンへ。 一体感のあるLDK。
暮らしの風景 写真左側の窓、引き分けタイプの大きな開口部。 その上部にはハイサイドライト。 庭との間には屋根付きのウッドデッキスペース(縁側のような使い方)。 吹き抜けリビングに隣接した対面キッチン。 庭からLDK一体的な広がりある空間。
開放的LDK。 躯体現しの吹き抜け・勾配天井リビング。 デザインとしては、 リビング階段、階段下のTVボード造作、ダイニングテーブル造作、キッチン収納造作、家事コーナー造作、吹き抜けに面する開放廊下。 写真右には、家族で楽しむ飾り棚+通風用の窓。
開放的LDK。 写真中央にダイニングキッチン。その上部に開放廊下と各寝室。 写真右に小窓があり、奥へ進むと飾り棚。裏に回ってパントリー。 写真左にぐるっと回ってキッチンへ。 来客からは見えない位置にパントリー。 動線上に収納があるため、家事ラク回遊動線のLDK空間。
LDKのつながり。 写真手前がダイニングテーブル。隣接してキッチン。右奥へ進むと造作洗面カウンターがあり、さらに脱衣室・浴室へ。 小さな子供たちがぐるぐる走り回る風景とその見守り可能な空間。
リビングに対面したキッチン。 写真右にカウンター+吊り戸棚。 隣接して家事カウンター兼ワークスペース。 写真中央は造作洗面カウンターが隣接し、水廻り動線にも配慮。
暮らしの風景:キッチン廻りの収納。 写真右側が家事兼ワークスペース。 小さな子供のいるご家庭では、諸々スピードUPも大事です。 子供の様子を見ながら調理したり、家事しながら勉強を見てあげたり。 仕事の準備しながら見守りも可能なコンパクトスペースです。
生活動線上のパントリー収納。 朝の身支度、上着を着て、ランドセル背負って、帽子被って行って来ます、が可能な生活をイメージした収納スペース。 キッチンに隣接した裏動線にもなっているため、ぐるぐる回遊出来る。
暮らしの風景:生活動線上のパントリー収納。 来客は目にすることがない裏動線の収納。 朝の身支度、上着を着て、ランドセル背負って、帽子被って行って来ます、が可能な生活をイメージした収納スペース。 キッチンに隣接した裏動線にもなっているため、ぐるぐる回遊出来る。
薪ストーブのある土間リビング。 庭の薪棚から土間リビングへ薪を運ぶことができる動線計画。 家族みんな框に腰掛け、火のある暮らし。
外から薪を割る音が聞こえたり、薪棚に並べ必要な分の薪を運んでくる。 火のある暮らしは、必要な小物たちが少しずつ風景をつくっていく。
薪ストーブのある土間リビング。 土間とフローリングの間の横長の框。 腰掛けて火の番をしたり、おしゃべりスペースにも。 靴と帽子が行儀良く並ぶ風景もいいもんです。
リビングに隣接したウッドデッキ。 そこから手の届くところに植栽計画。 ブルーベリーの収穫+木陰を楽しむ風景。
玄関までのアプローチに植栽による彩りある風景。
縁側のような屋根付きのウッドデッキから目の前に広がる家庭菜園。 カボチャ、大豆、インゲン、落花生、バジル、ネギ、キュウリ、ナス、トマト、スイカ、オクラなど。 お父さん・お母さんが畑仕事してる横で遊ぶ子供たち。 何気ない風景が、きっと大きな風景になることと。