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徹底して自然素材に拘った住宅です。
木材、漆喰、天然石、鉄、といった元々素材の持つ潜在力を存分に引出し、相性の良いものどうしを組み合わせることによる相乗効果を狙いました。
構造的にはSE構法を採用することで、等級3の耐震性を獲得するとともに空間の自在性も同時に実現しました。
屋根の18KW発電の太陽光パネルとエネファームによるダブル発電、高気密高断熱にも配慮した省エネルギー型の住宅です。
コンクリート打ち放しの部分は高塀、奥の部分に白壁の住宅部分が有ります。 照明の配置も慎重に計画していて、夜の雰囲気も大切にしています。
床はウォールナット、壁は大理石とドイツ漆喰、天井は漆喰、正面の壁は柿渋和紙貼りです。
玄関戸の両脇は格子入りの硝子として明るさと透明感を導入しました。大理石を使うと更に高級感が増します。
目隠しスクリーン、及びその意匠を揃えた木製建具とは、国産タモ材を加工して製作、自然塗料で染色しました。大理石を相性の良い色目を選択しております。
タップリの容量を確保した玄関収納。クローゼット機能も付け、スラブ蓄熱輻射暖房も入れたので極寒の日でも普通に脱ぎ着することが出来ます。
階段はスチール製のストリップ階段とし解放感を演出。 背面の壁には柿渋和紙を貼ることで素材感を演出しました。
床は玄昌石風のタイル、壁と天井は洗える「漆喰」、腰壁にはベネティアン・ガラスモザイクタイル、を採用、カウンターはオリジナルで製作しました。
階段の側壁には102枚の柿渋和紙を下部から一枚一枚丁寧に貼り上げました。 糊はビニルクロスで使う化学糊ではなく、本物の澱粉糊です。 化学糊は硬化すると「呼吸」しませんが、澱粉糊だと呼吸する壁となり、抜群の調湿性能を発揮します。また柿渋を塗ることで素材を強化、抗菌化された和紙は経年変化で更に渋い色味へと経年変化を愉しむことが出来ます。
天井はタモ材を加工した細密ルーバー天井、壁はドイツ漆喰、床はウォールナット無垢フローリングなど自然素材に拘りました。
壁は調湿性能の高いドイツ漆喰塗り、天井と建具は国産のタモ材を加工して製作しました。長押の中にLEDの間接照明がビルトインされていて、天井細密ルーバーを優しく照らします。
40畳ある大空間。 天井はいつもの木製細密ルーバー天井。 壁はドイツ漆喰を全面に塗っております。 床は無垢のウォールナットに蜜蝋ワックスで仕上げました。
システムキッチンは家具として製作しました。 外国製の食器洗浄機、野菜保管庫など組み入れました。
LDKの中にある和室は一段上がっていて天井が有りません。LDKの中に「入れ子構造」のようにビルトインされた形になっています。 障子で仕切られているだけなので、とても解放感が有ります。
小上がりした和室。 天井と同じタモ材で製作した竪繁格子によって稠密で繊細な和空間が現出しました。床下にはスライド式の収納を確保しています。
階段を上がって格子戸を開けるとLDK空間が広がって見えます。 勾配天井で高さも有るので更に広く感じることが出来ます。
外壁は白洲そとん壁の掻き落とし仕上げ。メンテナンスフリーと云われる素材の高機能で採用しました。自然の素材感も満点です。
アジアンなインテリア、自然素材に拘れば落ち着いた空間が造れます。