2015/03/11更新3like3605view

著者:SUVACO編集部

‘R‘のある暮らし~曲線がもたらす柔らかさ~

角をもたず、カーブを描いた仕上げを‘R‘と呼びます。一般的な住宅はほとんどが角を持っています。そこに‘R‘というスパイスが加わったら・・・そこは近未来的であったり、カントリー調であったりと新しい世界がプラスされます。 ‘R‘が作り出す世界観を上手に生活に取り入れた例をご紹介します。

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壁全体が弧を描いています。角を持たないことで無駄のない空間となり、中心がより明確になります。家族みんなが真ん中を向く、そんな団欒の場として優しく包み込んでくれる空間に仕上がっています。
富永哲史「en」
ナチュラルカントリーをイメージして行われたリノベーションです。アーチ型の入り口は、キッチンタイルとの相乗効果で柔らかさのあるカントリー調の雰囲気を醸し出しています。
曲線の集成材の梁が、特徴的な逆さ舟形の形状で作られた住宅です。何本も続く梁によって、奥行を感じることができます。異次元に迷い込んだような不思議な空間になっています。
幾重にも重なるアーチ。アーチでつながることで、空間は柔らかな空気をまといます。アーチを境に微妙に色をかえてあるのですが、ゆるやかに空間の橋渡しをするアーチのおかげで違和感なく空間としての広がりを生み出しています。
半円状の窓がシンボル的な役割を果たしています。角を多く持つ住居において、‘R‘が一際目立つ存在感を示すことがよくわかります。
平賀 久生「TERRAZZA芦屋川」
和室にも‘R‘を取り入れた例をご紹介します。木で縁取られた開口部は上部を丸め込まず、一線を加えることで‘R‘独特の甘さを抑えています。縁取りも細めにスっととられているので、凛とした佇まいになっています。和の雰囲気を損なわずに、‘R‘を取り入れたお手本のような仕上がりになっています。
渡部浩行「常盤平の家」
こちらは片側が弧を描き、もう片方を直線とすることで甘さを抑えています。それでいて、開口部から漏れる光はやわらかさを増しており、‘R‘の良さを最大限に引き出す作りとなっています。絶妙なバランスを保って出来上がった空間ですね。
佐藤正彦「T-house「光庭のある家」」
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