2018/03/18更新3like12582view

著者:さくらゆきの

「家事動線のいい家」をつくる、 究極の3条件とは?

住まいをリニューアルするなら、家事を効率的にできる家にしたいもの。 暮らしのクオリティが劇的に変わる、家事動線をより改善する方法を考えてみました。3つのポイントをぜひ参考にしてください!

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家事動線に優れた住まいとは?

家事といえば、快適に生活するうえで欠かせない「炊事・洗濯・掃除」などのおうち仕事。その作業ストレスは、なるべく減らしたいものですよね。
たとえば炊事しながら片付け、掃除しながら洗濯……というように、ながら作業で家事を同時進行できると効率が上がり、時間短縮にもつながります。

住環境の中でできることは、まず「家事動線のよさ」を確保すること。
家事を同時進行するため、移動しやすい経路をつくったり、移動距離を減らす工夫をしたりと、さまざまな工夫が考えられます。

家事動線ポイント1〜移動しやすい経路・間取りを確保

まず、家事を行うメインルームを決めましょう。家事室がない場合は、リビングダイニングで家事を行う人も多いでしょう。その場所を家のどこからでも移動しやすい間取りにすると、家事動線に優れた家となるはずです。

こちらの事例では、回遊型のLDKにしたうえで、キッチンからパントリーも近いので、スムーズに家事がおこなえます。
キッチンに洗濯機が埋め込まれた造作I型キッチン。
洗面所とキッチンを往復しなくても両方がこなせるまさに時短動線ですね。
キッチンすぐ隣に洗濯機を設置。洗濯機の壁向こうにはキッチンがあり、キッチン~洗濯スペース~ファミリークローク~寝室と動線がつながっていて、家事効率も格段にアップ!です。
1LDKの部屋。水回りを集約したため、キッチン~ランドリーの距離が近くなり、作業の同時進行を図れる間取りとなっています。

家事動線ポイント2〜移動距離を縮める工夫をする

家事のことを考え、移動距離を縮める工夫をした住まいもあります。ダイニングテーブルとコンロを一体にした、バーベキュースタイルのキッチン。料理がアツアツの状態で食卓に出せますね。
洗濯機の上に作業台を設けて、洗濯→乾燥→折りたたみ作業がワンストップでできるようになっています。
中川由紀子「森を望む家」
洗面所・浴室・ランドリー・バルコニーを2階に集約した住まい。水回りで使ったタオルや脱いだ衣類を、すぐに洗濯&干せる環境。室内物干し、アイロン掛けができるカウンターもあるので、洗濯関係の作業はすべてこの場所で完結します。

家事動線ポイント3〜収納物を一括管理

服や道具、食品がひと目で把握しやすい環境をつくることで、家事効率UPにつながります。
キッチンの近くに大きなパントリーを設ければ、食品ストックがわかりやすく、すぐに料理にも使えるので効率的です。
キッチン作業台下に設けられた食器収納と食洗器を向かい合わせに設置。何がどこにあるか分かりやすく、料理から盛り付けまでスムーズ。そして、食器を洗って収納する毎日の動作をできるだけシンプルにしました。
衣類も整理しやすい環境にしたいもの。和服が多いこちらのお宅は、造作収納を設えました。これなら、しまう時も出したい時もモノの居場所が分かりやすく、ストレスを感じません。
家事動線を改善すると、空いた時間を家族団らんや自分にとって有意義なことに使えます。
毎日の忙しさを少しでも緩和するため、また作業の効率化をはかるため、この機会に自宅の家事動線について考えてみましょう。
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