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2021/07/17更新|0like|7782view
夫婦のちょうど良い距離感は、人それぞれ、また日ごと、瞬間ごとに変わってくるもの。そんなつかみどころのない感覚を受けとめてくれる住まいなら、夫婦がずっと良い関係で過ごせるはず。お互いの生活リズムをシミュレーションしながら、自分にとって、家族にとって快適な距離感を探してみましょう。
数値では測れない心理的な距離感
夫婦だって他人どうしだから
居場所づくりのメソッド
一緒もひとりも大切
気配と見通しでつながる空間
ふたりの定位置
この時間を待っていた
では、家族、特に夫婦の適切な距離感を保つために、住まいはどうあるべきなのでしょうか。
日々の夫婦の関係は、互いの生活リズムの違いなどから、細々とかみ合わない瞬間がたくさんあるはず。また夫婦といえども、相容れない生活習慣がありませんか?そこから生まれるストレスを気づかぬうちに結構ため込んでいるものです。
今感じているストレスは何なのか、マイナスの気分の正体を丁寧に解析することが、良い距離感の住まいづくりの鉄則です。互いのリズムや習慣を受け入れる努力で疲れるよりも、部屋の仕組みでうまくかわしていく方が、実はストレス軽減には近道なのです。
一緒に過ごす時間とひとりで過ごす時間、それぞれの時間が重なり合ったり、交差したり、すれちがったりと絶えず移ろっていく関係をストレスなく過ごすためには、家のなかにたくさんの居場所をつくることがポイントです。それには、広い部屋や多くの個室は必ずしも必要ではありません。
たくさんの居場所をつくっても、それぞれの場所でどのように過ごしたいのかというイメージができなければ、快適な住まいには近づけません。食事はどんなふうに?日中の仕事はどこで?リラックスタイムは、一緒に過ごす?寝室の最適なスタイルは?と、いろいろなシーンと空間とを結びつけてみましょう。
あらゆる生活シーンにフィットする心地よい居場所をたくさんつくり、その部屋どうしの関係性を適切につないでいく。そんな難しい課題に向き合うためには、既成の間取りの概念から一度離れて、自分たちの生活リズム最優先でプランニングを考えてみてはいかがでしょうか。
例えば、夫婦げんかをしたらしばらく距離をおきたくなります。そんな時のためには避難場所が必要ですし、「そろそろ仲直りを」と思えば、自然にいつもの会話がはじまるふたりの定位置も必要。どちらもあれば、安心してケンカができるかも?
夫婦の共通の趣味があれば、ふたりがそろって充実した時間を過ごすための空間づくりに、とことんこだわるのも家づくりの醍醐味です。ふたりで過ごす時間があるから、ひとりの時間も頑張れる。そんな毎日が夫婦円満の秘訣のようです。
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