「アルプスの少女ハイジ」で見た秘密基地のような屋根裏部屋。幼い頃一度は憧れたのではないでしょうか。今回は、大人も子供もワクワクするようなロフトを取り入れた事例をみながら、その魅力について探っていきたいと思います。
SUVACOが専門家をご提案
家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOがご要望に合ったプロを提案します。
> 詳しく見る
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
狭い日本家屋でこそロフト!
リビングとロフトは相性がいい
キッチンの上にだってロフトが作れる
将来は仕切ることもできる子供部屋のロフト
男の秘密基地
コンパクトな部屋にはロフトを
マンションの子供部屋にもロフト
採光性にすぐれた透明床のロフト
狭い日本家屋でこそロフト!
ロフトは、本来建物の最上階あるいは屋根裏部屋を指しますが、日本では、天井の高い部屋に中二階を設けて階段や梯子で昇り降りするような構造のことを指します。
日本の建築基準法では、天井高を1.4m以下にし面積がロフト直下階面積の2分の1未満にすれば居室扱いにならないため、税金面でもお得になります。
同じ土地面積なのに部屋を広々と有効活用ができるので、もし住まいを新築・リノべーションするのなら、検討する価値があると思いませんか?あこがれのロフトを導入した素敵なお家をみていきましょう。
リビングとロフトは相性がいい
リビングにロフトがあると、必然的に天井も高くなるので開放感を出すことができます。
こちらは天井まである本棚で構成されたリビング。高い部分の棚は梯子を使って出し入れしますが、ロフトからだと高さが丁度良くそのまま利用することもできます。
まるでおしゃれなデザイン事務所のような空間ですね。
キッチンの上にだってロフトが作れる
こちらのお宅は、キッチン上がプレイスペースに。
カラフルな子供のおもちゃで生活感が出てしまいがちなリビングですが、ロフトであれば、おもちゃを広げても視界に入ることはありません。
また、キッチンで作業していてもお子様の気配を感じることができるのもうれしいですね。
将来は仕切ることもできる子供部屋のロフト
将来大きくなったら部屋を仕切ることを見据えてつくられた子供部屋は、限られたスペースでもロフトを設けることで広さを確保しています。
ロフトにも窓を設け採光も良く、シンプルながらも使いやすい構造です。
お互い行き来できるように仕切られたロフトスペース。ユニークなつくりで、お子様の格好の遊び場になりそうです。
男の秘密基地
限られた面積でも趣味が楽しめる秘密基地がほしい....。
そんなお父さんが夢見る素敵なロフトは、家族との繋がりとプライバシーを両立した男の秘密基地として仕上がっています。
コンパクトな部屋にはロフトを
20平米のワンルームマンション。屋根の勾配部分を活かしてロフトを採用しています。
スペースに限りがあると十分な収納スペースを確保するのが難しいですが、ロフトがあれば大容量の収納も可能に。
ロフトを設けられる高さがあれば、ぜひ取り入れたいアイデアです。
マンションの子供部屋にもロフト
戸建てと違って高さに制約のあるマンションですが、折り上げ天井にして、高さを2m60cmにすることでロフトを確保しました。
ロフトはベッドとして使用し、ロフト下を収納スペースにして空間を最大限有効活用しています。
採光性にすぐれた透明床のロフト
天窓から入る光がロフトの床を透過して、下階まで明るく照らしています。
隣家の壁で窓からの光が入りにくいお宅にぴったりな天窓ですが、ロフトの床を工夫すればこんなに明るいお部屋になります。
制約の多い日本の建築ですが、工夫と発想の転換次第でこんなにも楽しいロフト生活を送ることができます。機能性と意匠性、そしてワクワクに満ちたロフト生活をぜひ検討してみてください!