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設計、監理、プロデュース・コーディネートを担当
新金岡団地の分譲団地を改装し再販するプロジェクト。
「いい団地だからなおして暮らす」のコンセプトのもと、
まるっきり変えてしまうリノベーションではなく
いいものを仕立て直すリペアという発想で改装を行いました。
白を基調したインテリア。
昔から使い続けられてきた木の扉と
人造大理石研ぎ出しの敷居を浴室に残しました。
シンプルモダンな室内に懐かしく団地らしいしつらえを散りばめました。
主な仕上げ：
床｜くり
壁｜エマルジョン塗装、シナ合板OS 塗装
天井｜エマルジョン塗装
団地を買ってリノベーションして再販する不動産屋からの依頼。団地ならではのよさを最大限引き出したリノベーション案が求められました。
今の時代だからこそあえて「団地らしく」改装することを意識しました。間取りはなるべく変えず、使える仕上げや金具はそのまま使いました。痛んでしまったものはオリジナルに近いものを選んで取り換えています。お気に入りの靴や着物を丁寧にリペアしながら使い続ける感覚です。
購入されたお客様の感想「床のフローリングと風通しの良さが気に入っています。新金岡で販売中の部屋をいくつも見ましたが一番気に入った部屋でした。（高齢なので）上り下りが辛いですがその価値がこの部屋にはあります。」
不動産業者と団地らしくかつ、購入されるお客さんに喜んでもらえるデザインとは何かを議論しました。工務店には設計段階から参加してもらいコストダウンにつなげました。ポスティングチラシからネット広告、テレビ局などメディアへの広報も弊社が担当しました。竣工時にはオープンハウスを行いましたがテレビに取り上げられたこともあり100組以上の訪問がありました。
エレベータのない5階の部屋にも関わらず高齢のご夫婦が購入されました。
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床は昔の団地にならって無垢のフローリング（くり）と畳。
キッチンは量産型の廉価版キッチンユニットの扉を木製に取り替えたもの。
押入れは襖を外してオープン収納につくりかえた。
洗面室はほぼ既存のまま。
浴室の木製扉と人造石研ぎ出しの敷居は既存をリペアして再利用している。
既存の浴室をリペアした。
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