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焼き杉を使った黒い平屋の住まい。方形の屋根の中心にリビングを配置することで天井が高く、廊下のない間取り。
黒い家はクライアントの希望。できるだけ本物の素材を使いたいとのことで焼き杉を使いました。焼き杉は岡山で伝統工法によって焼かれた昔ながらの焼き杉を使用。本物の焼き杉は虫が付きにくくメンテナンスも不要。
焼き杉の割付を出角や入り角などの角に合わせ均等になるようすることで、材料のロスを少なくした。長く過ごすリビングが家の中心にあることで周囲からの視線が気にならないように配慮。深い軒が夏場の日射を遮り、奥行きをもたらす。
外壁に伝統工法で焼かれた焼き杉を用いた平屋建ての家
家の中心に据えたリビング、屋根に合わせて天井は高く包まれたような安心感がある
リビングからダイニングを見る。庭に面した大開口、一段下がった天井は籠り感がある。
ラウンドテーブルのあるダイニングスペース。庭を眺めながら食卓を囲む。
趣味スペース。レコードや洋書のサイズ、量をヒアリングし収納スペースを確保。目隠し程度の間仕切り家具が家族との距離を適度に保つ。
独立キッチン。
オーダーの洗面台
マンザニータの木をトップライトが照らす。
インターホンと郵便受けをスチールで製作しました。