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三方を隣地に囲まれた敷地は形状が正方形で、一定の離隔を確保した結果、建物形状も正方形になった。外部と積極的に関わるよりは、内部空間を中心とした住まい方が適切であると考えた。
2730mm、一間半をモジュールとし、四畳半を最少単位とした割付を行った。3x3モジュールの内2x2を占める吹抜のリビングを中心に内部と外部に広がる構成とした。吹抜に接するL型の内部2層に個室や水廻りの機能を持たせ、外部に張り出した浮いたテラスやエントランスのボリュームに内外を繋ぐ役割を与えた。
屋根対角線上の片勾配の棟木に、垂木状の梁が集まる様が表しとなった天井は、シンプルな構成のこの建物に静かな規律とリズムを与えている。