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設計、監理を担当
旗竿敷地に建つ、4人家族の住宅。
建築主は、旗竿敷地でありながらも、植栽を植えたり、視線の抜けが欲しいなどといった、開放感のある家づくりを望まれました。そこで、敷地の竿部分から敷地の中央を貫く“植栽の道”を通すことで、建物に開放性を確保することを提案しました。“植栽の道”は、建物を2分割して、建物内に南面の採光が取れる空間を確保すると同時に、その空間は“植栽の道”として建物の中心を横断します。その植栽の道を日々生活のなかで感じることができるよう、居室の空間構成をしています。
建築主は、「Noel hair」と「Rue de Noel」という、ヨーロッパのテイストを取り込んだヘアサロンを経営しており、今回の住宅設計でも、青い外壁や、アンダルシア産の樹齢200年のオリーブなどを取り入れ、ヨーロッパのリゾートテイストを加味しています。
また、建築主が旗竿敷地を購入していながら、開放的な雰囲気を望む理由は、地元に住むことにこだわりがあり、購入したい場所にあった敷地が、旗竿敷地だったからです。