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京都市西京区の桂の狭小変形地に建つ住宅の計画です。敷地はこの地域の幹線道路である桂川街道から一本西側に入った住宅地に位置し、街道に面して建つ郊外型の飲食チェーンや商業店舗のいわゆる裏側にあたります。街道に面する商業店舗は道側だけに向かって大きく開き、敷地側には閉じた形態を保っており、将来的にも東側は安定した生活環境が望めるのではないかと考えました。そこで東側に大きな開口部をとり採光と視線の抜けを確保し、面積的には狭いけど明るくて広がりのある家を計画しました。主題となった外部からの視線のずらし方、面積以上の体感的な広さの確保、水路面への構造的配慮に対して、3層の建物を0.7層分地中に埋め込み スキップフロアを採用することで効果的に解決しています。
北側ファサード
東側ファサード
東側夕景
キッチンからリビングを見る。
ダイニングキッチンは米松45×240の梁が並ぶ。
リビングからダイニングキッチンを見る。キッチンの高さ分の段差をつけている。
東側の窓からの景色。畳に座れば外を歩く人とは視線を合わさない。
玄関とキッチン
地下の寝室から洗面室を見る。
階段下からダイニングと地下の寝室が見える。
洗面室と浴室。
子供室の窓から見える景色。小道の方向に窓を大きくとっている。
LDKと吹き抜けで連続した子供室
子供室からリビングを見下ろす。