2016/06/02更新1like6741view

著者:m_sa

「リビング」と「階段」の新しい関係

従来、階段は玄関や廊下と一体となった動線機能の一つとして考えられることが多く、日常的な使用頻度を重視する一方で、どこか応接的なデザイン要素も合わせ持つことがあります。
最近は、家族の住まい方の多様性から、必ずしも動線としての機能を優先することなく、例えば、リビングの一角に洗練された彫刻のように佇む階段を設えることなどが多くなっています。インテリアとしてデザインも他の機能と調和を保ち、そこに階段があることでより良質な空間となるような階段をいくつかご紹介いたします。

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テンポ良く

大開口に吹き抜けのある大きな空間、そんな場所にふさわしい設えの階段です。ささら桁を持たず、片持ちの踏み板が連なる軽快な印象を与える階段です。
同じく木材である背景の壁材の色調との絡みが、より空間全体に快活なリズムを与えています。
岩崎整人「七里ヶ浜の家」
大開口からの燦々と明るい光を遮ることなく、むしろ白木の踏板の存在により大空間を明るい印象にしています。
岩崎整人「七里ヶ浜の家」

スタイリッシュな手すりとリビング

2階をファミリールームとし、大きな空間使いを楽しむ住宅です。大空間のなか、印象的な細い線の手すりが空間をやんわりと分け、それぞれのアクティビティに即した使い方を提供しています。
片持ちの踏み板が、凛とした印象を与えます。

ルーバーの美しさ

美しい米杉の列柱の向うに階段が設けられています。
昼は自然光、夜は照明の明かりが、柔らかく包まれるような空間にしてくれます。
佐藤正彦「K5-house「スローライフの家」」
佐藤正彦「K5-house「スローライフの家」」

階段+α

ここは階段であり椅子であり、ソファのようにくつろぎの場所でもあります。スキップスロアを支える階段がここまで多彩に活用できるとは、まだまだこれからの空間使いに更なる可能性をもたらすことでしょう。
レベル差をもった視点の変化が毎日の生活空間に変化を与え、この住宅の潜在的な魅力に気づかせてくれるでしょう。
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