グランピングから派生した言葉で、自宅で手軽にグランピング気分を味わえる「ベランピング」に注目が集まっています。インドア派も興味をそそられるベランピングとはどんなものでしょうか。リーズナブルで手軽なベランピングの魅力と適した住宅事例、楽しみ方や注意点などをご紹介します。
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グランピング+ベランダの造語「ベランピング」
ベランピングに向いている場所は?
ベランピングに必要なアイテムは?
グランピング+ベランダの造語「ベランピング」
ベランピングとは、自宅のベランダで楽しむグランピング(豪華なキャンプ)のこと。
お金と移動時間がかかるグランピングを、より身近で手軽に楽しもうという流れから生まれました。
ベランピングとはいえ、ベランダ以外の場所で行うこともできるので、オープンカフェや読書スペースとしても活用できます。
そのため、性別や年齢、インドア派/アウトドア派などに関係なく楽しめる点も魅力的です。
ベランピングに向いている場所は?
その名の通り、ベランダがあればベランピングはできます。しかし、グランピングの豪華さを演出するには、エアコンの室外機などは目隠ししたほうがよいでしょう。
また、床にはラグなどを敷きたいところですが、コンクリートのままでは硬く、冷たいのが難点。
そこでおすすめなのが、ウッドデッキをイメージした床づくり。すのこを使うと便利です。
ベランダでは洗濯物を干すとき邪魔だし、雨天で片付けるのも面倒……。そんな人は、インナーテラスや窓際の室内に設置してみて。
ベランダでは近隣住民への迷惑も配慮しなければなりませんが、室内ならばその心配も軽減されます。
外からの視線が気にならない中庭もべランピングにおすすめ。
四方が囲まれて防犯性も高いなら、寝泊まりすることも可能です。テントを張ったり、知人を招いて本格的なグランピングをするのも不可能ではありません。
開放感のある屋上も、ベランピングに向いています。
ただし、突風などで道具が飛ばないように注意する必要があります。地域によっては鳥害の心配もあるので、周囲の環境を確認してから検討しましょう。
思い切って、こんなリゾート風のガーデンテラスを設置するアイデアはいかが?
非日常を味わえるのがべランピングの醍醐味。
タイルなど細部にまでこだわってデザインすると、よりべランピングらしさを味わえるようになります。
ベランピングに必要なアイテムは?
場所をとらないハンモックは、ベランピングの強い味方。
読書や昼寝に便利で、金具さえ設置しておけば取り外しも簡単。限られたスペースを有効活用するアイテムとして優秀です。
スペースに無理がなければ、椅子やテーブルも用意したいところ。そして、グランピングの醍醐味である自然を満喫するためには、緑がマストです。
借景でも十分ですが、ない場合は植木を充実させるなどして、自然を身近に感じられる雰囲気をつくってみましょう。
スペース的にテーブルセットが難しい場合は、ベンチでも十分満喫できます。
さらに、ここにクッションなどファブリックを加えるとベランピングらしさがアップ。屋外で使用することを考えて、使い古したものなどを流用しましょう。
ローテーブルも、ひとつあると雰囲気が出ます。
ラグなどを敷けば床に横になれて、よりリラックスできる場所になります。普段と違う視点からいつもの景色を見ることで、非日常感もアップしますよ。
ベランピングで、一番のおすすめアイテムはソファ。
ソファがあるとラグジュアリーな雰囲気にグッと近づきます。
さらに、こちらのように日除けがあるとより安心です。
長時間日射しに晒される可能性があるので、日焼け対策もしっかりとしておきましょう。
自宅で手軽に非日常感を体験できるベランピング。特別なスペースがなくても、ちょっとした工夫でグランピング気分をリーズナブルに味わえます。本格的なラグジュアリーさは演出できなくても、自分なりのベランピング」をして楽しんでみませんか?