国土交通省が3ヶ月ごとに公表している地価LOOK(主要都市の高度利用地地価動向報告)の平成28年第4四半期のデータによると、地価は全国的に上昇の傾向にあります。首都圏や大都市部では、広い土地を手に入れるのは、段々難しくなりそうですね。
そんな今だからこそ注目したいのが「狭小住宅」。狭小住宅には、快適に暮らすためのアイデアがたくさんつまっています。中でも今回は、広いリビングが自慢のお家をご紹介します。
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吹き抜けで上下の広がりを
高い天井と4枚のサッシ窓
ウッドデッキへとつながる解放感
スケルトン階段と吹き抜けで明るいリビング
収納のためだけの置き家具はやめる
土地の形状を生かしたリビング
吹き抜けで上下の広がりを
無垢の床が優しい印象のこちらのLDKは、リビング部分が2階まで吹き抜けになっています。吹き抜けの上下方向への広がりが、実際の床面積以上にリビングを広く感じさせてくれています。
2階へと続く階段の手すりもおしゃれでステキなリビングですね。
高い天井と4枚のサッシ窓
2階部分に設けられたLDKは、天井までの高さが約3.5mととても高くとられています。また南面にはサッシ4枚が並ぶ大きな窓があります。高い天井と大きな窓のおかげで、狭小住宅とは思えない、明るく開放感のあるリビングになっています。
ウッドデッキへとつながる解放感
高台に建つこちらは、2階リビングの天井を高くし、ハイサイドライトを取り付けることで、リビングを実際以上に広く感じさせています。また、リビングの開口部は海を一望できる10畳のウッドデッキとつながっており、心地よい開放感を味あわせてくれます。
スケルトン階段と吹き抜けで明るいリビング
段状の敷地に建つこちらのお宅は、スキップフロアとスケルトン階段の組み合わせで、リビングを広く感じさせています。スケルトン階段は、普通の階段に比べて見た目の圧迫感を減らし、風や光の通りを良くしてくれるのも嬉しいですね。
収納のためだけの置き家具はやめる
LDKの収納はキッチンの背面収納とパントリーに集中させ、収納のための置き家具は置いていません。家具を置かないことで壁面がフラットになり、リビングを広く見せてくれます。
床の高さに合わせてつくられたテラスがリビングの延長のような広がりを感じさせています。
土地の形状を生かしたリビング
京町屋特有の細長い土地に建てられたお宅のリビング。細長い奥行きを利用して、細長いベランダとベランダに面した大開口を設けました。吹き抜けの上部には高窓を設けるなど、お部屋を広く見せるための工夫がギュっと詰め込まれたリビングです。
今回ご紹介した事例で、狭小住宅でも広々としたリビングを手に入れることができると分かりましたね。土地のご購入を検討されていらっしゃる方は、狭小住宅も候補に入れてみることをオススメします。