間取りを見直して「新生活」をはじめよう！

リフォームやリノベーションをする時に、最も重視されるポイントが間取り。
築数十年という建物を思う時、多くは昭和に建てられた住宅が思い出されます。現代の間取りとは異なり、細かく仕切られた間取りが多い印象です。今その昔ながらの間取りの良さが見直されてきていること知ってましたか？そんな昭和の物件の間取りから学ぶ「新生活」のはじめ方をご紹介します。

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昭和の家の間取りを見直そう

今再び「団地」が脚光を浴びている理由とは

団地ならではの自由な発想とリノベーションの魅力

今再び「団地」が脚光を浴びている理由とは

リフォーム、リノベーションというと中古マンションや団地といった選択肢も挙げられます。団地といえば、同じコンクリートの建物が立ち並び、間口が狭く、細長い階段で上階を往来し、どの部屋も間取りが同じといったやや暗い印象を受けがちですが、昭和の高度成長期時代、このマンションの前身ともいえる団地は、先進的な住居設備を備えていたこともあり人気が高い物件でした。

大阪・堺市「新金岡団地」もその一つ。「いい団地だから直して暮らす」をコンセプトに、分譲団地をリノベーションして再販するプロジェクト。間取りはなるべくそのままにノスタルジックな雰囲気を残しつつ、ホワイト&ブラックでモダンな印象に仕上げたリノベーション事例です。

吉永建築デザインスタジオ

しんかな団地リペア　さくらの家｜いい団地だからなおして暮らす。古きよき団地をめでるリノベーション。-リビングダイニングと和室

しんかな団地リペア　さくらの家｜いい団地だからなおして暮らす。古きよき団地をめでるリノベーション。-リビングダイニング

しんかな団地リペア　さくらの家｜いい団地だからなおして暮らす。古きよき団地をめでるリノベーション。-キッチン

しんかな団地リペア　さくらの家｜いい団地だからなおして暮らす。古きよき団地をめでるリノベーション。-玄関

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イギリスで体験したリノベーションを日本の団地で実現した事例です。大きな間取りの変更は、北側にあった6畳の和室と4畳半の寝室の間仕切りをなくしたのみ。印象ががらりと変わって見えるのは、ガラス扉によるスケルトンな空間によるもの。従来の引き戸をガラスに変え、部屋の間仕切りに開放感が生まれたことで、より広々とした印象に生まれ変わりました。

リノベーション会社： EcoDeco「イギリスで体験したリノベによる快適な暮らしを日本の団地で実現」（リノベりす掲載）

団地ならではの自由な発想とリノベーションの魅力

一方で細かく仕切られた団地の部屋を、広々とした空間に間取り変更するケースもあります。比較的価格が安価な団地を購入し、家全体を丸ごと自分たちの好みにリノベーションするという自由な発想です。

この事例は、キッチンやDENをリビング周りに集中させ、人がつながるリビングへ。採光も動線もよく、開放的な空間へと間取りを見直しました。