2022/04/04更新0like25738view

著者:hatamama8

家の周囲はどう魅せる?こだわりの外構15選

塀は、家や敷地の境界を示す囲いであり、プライバシーを確保するために必要なものです。
特に窓が多く内部が見られやすい家や、周囲を気にせず庭でアウトドアを楽しみたい方は設置したいものですよね。
そこで今回は、単なる目隠しではない素敵な塀のある家をピックアップしてみました。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

陽の光を取り込むかたち

駅から徒歩10分程度の山間の住宅地。冬季は暗くなりがちなこの環境に対して、建物の南側壁面を山とは反対の勾配にすることで、山の上に広がる空とつながるような設計。
季節によっては午前中しか陽が入らない問題を家の形でクリアしました。
株式会社田邉雄之建築設計事務所「LL house / 空を見上げる家」
アプローチ兼バルコニーデッキ兼エントランス。物干しハンガーも備え付けました。
株式会社田邉雄之建築設計事務所「LL house / 空を見上げる家」

浮かんで自然の風景に溶け込む

軽井沢の緑に囲まれた敷地、冬には北西側に浅間山も見渡せる場所。
建てられる部分が限られたため、敷地形状そのままの台形の平面形状に。湿気対策を考慮して基礎を3つ作りってその上に床組みをすることで床下の通気を確保しました。それにより、建物は浮かんでいるように、自然の風景に溶け込むような軽快さが感じられます。

外壁とつながる塀

真っ白な外壁と塀がつながった個性的な家。
塀の合間から見える高い木と塀の外側の植栽が、白壁によく映えます。
白い箱の一部が切り取られたようなデザインも美しく、立ち止まって眺めたくなる外観ですよね。

和の家との相性

瓦の屋根、格子など京町家の要素を取り入れた和モダンな家。
庭の和の雰囲気と相性のよい黒い塀は、焼杉板でできています。焼杉板は防火や腐食の緩和も期待できるといわれていますよね。黒一色ではない味わい深い色合いはやはり魅力的です。

伝統的な石垣

アウトドアが好きな家族の住まい。
木製の全開口サッシを開けると庭とLDKが土間でつながって外気や緑を感じながら暮らすことのできる開放的な家。どこにいても外の自然を感じる空間です。
ゆらり建築事務所 安藤亨英・節子「庭とつながる暮らし」

角度によって色が違って見える、外観の曇りガラス

道路や近隣からのプライバシーに配慮して白い壁と曇りガラスで外観を構成。
見る角度によって色が違って見える曇りガラスが楽しい。

好奇心をくすぐる塀

玄関ドアや窓が視界に入らないぐらいの高い木板塀。
ここまで隠されていると、人は好奇心をくすぐられますよね。
スタイリッシュなオブジェ風のデザインにもこだわりを感じます。
塀を設置する場所、高さ、素材によって家の表情はまったく異なります。
これから囲いを検討される方は、デザイン性にもこだわってみてはいかがでしょうか。

白い壁でつながる外壁と外観

二つの切妻屋根と白が印象的な二世帯住宅です。
細長い敷地に、中庭をはさんで子世帯住戸と親世帯住戸を配置。道路に沿って白い壁、その内側に共用の玄関を設けました。中庭にある小さなゲストハウスは、両方の住戸から使いやすいようになっています。

アーチのあるファサードとレンガタイル

打ち合わせ初回で、施主が既にラフプランを描いていたレンガの家。
専門家が「これらを何とかして取りまとめる、という作業」だったそう。外観と合わせたブルックリンタイルの塀とうろこ状の床タイル、何とも言えない住まいです。

ガルバリウムと化粧梁の外構

外壁は、黒のガルバリウム鋼板の八山葺きが印象的。
軒天は米松の化粧梁と構造用合板の組合せ、ポーチと階段はモルタル仕上げ、壁と建物の間のスペースはシンボルツリーのモミジが植えられています。

三角屋根の外構

代々受け継がれてきた農地に建てた平屋。
リビング・ダイニング・キッチンが広い芝庭に続くようにプラン。庭を木柵でぐるっと囲い、休閑地と庭を区切ります。三角屋根の平屋と緑を引き立たせるような外構になりました。

車Beetle愛と板塀の外構

車Beetleをこよなく愛する夫の想いが詰まった住まい。
隣家からの視線を遮るための板塀はガレージまで連続した一体のデザイン。塀の内は、ガレージ・外土間・中庭がつながって愛車の気配を感じることができる空間に。左端部が大きなガレージドアとなっています。

外構のデザイン性で室内への視線をはずす

同じように配置された分譲地の一画にある住まい。
まず、明るく開放的で豊かな空間にすることを考えました。外壁の開口を内部の窓と微妙にズラすこと、中庭から続く庭とアプローチのデザイン性を際立たせることによって、開放的でありながらプライバシーも守れる空間に。

まちに開いた外構

近くに公園がある、緑豊かで静かな住宅地の住まい。
道路沿いの豊かな緑の庭が印象的ですが、まちなみに対して家と庭をどう配置するかを熟考して外に開いたプランに。大きな開口でもメッシュの塀に続く木々が目隠しに。庭にいると道行く人からよく声をかけられるそう。

夢のあるファサード

東西を畑に囲まれて、北側に道路、南に隣家が並ぶ敷地。
敷地に対してふさわしい建物のボリュームからプランスタート。1階軒を裾広がりに土台まで伸ばすことにより、外観は印象的な三角形。駐車スペースと芝生のデザインは絵に描いたような夢があります。
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