2017/03/22更新0like1633view

著者:SOL

表現自在!デザインガラスを使った空間コーディネート術

外部から光を取り入れたり、空間を柔らかく仕切ったりするのに重要な役割を果たすガラス。今回は、色々なコーディネートで使用されるガラスをピックアップしてまとめてみました。ぜひ、ガラスの使い方の参考にしてみてください!

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

一つだけじゃない、ガラスの種類と使い道

ガラスというと、窓ガラスやテーブルの天板等に使用される透明なガラスが思い浮かびますよね。この一般的に見かける透明なガラスは「フロートガラス」と呼ばれるもので、流通量の最も多いものになります。

でも、ひとことにガラスと言っても、実は種類はたくさんあるんです。強化ガラスや断熱ガラスのような機能的なものはもちろん、これからご紹介したいと思う、チェッカーガラス等のデザインガラス。その使われ方もさまざまです。

それでは早速、事例を見てみましょう。

チェッカーガラスでカフェ風玄関を演出!

カフェ風の玄関コーディネートに使用されたガラス。
水色のレトロな扉や、黒のスチールに縁取られたチェッカーガラスの小窓が雰囲気を盛り上げています。玄関なので防犯も気になるところですが、チェッカーガラスなので視線を柔らかく遮ることもでき一石二鳥です。

ほんのり昭和の香り漂う、ステンドグラス風窓

複数のデザインガラスを組み合わせてつくられた窓が、ステンドグラスのよう。
ほんのり紫に色付いたカラーガラスと装飾ガラスが、レトロでちょぴり和な雰囲気を醸し出しています。太めのフレームもキッチン天板等と同じ素材で揃えられ、空間に統一感が出ていますね。

花柄模様のデザインガラスを使って

こちらは、フローラガラスと呼ばれる花柄模様のデザインが施されたガラスの棚。
ガラスを通常のフロートガラスから変えることで、雰囲気が一変することがわかりますね。まるで田舎のおばあちゃんの家のような、古き良き時代の趣きをつくり出しています。真似してみたいテクニックです。

古いものを大事にする心が、新しいデザインを創り出す

玄関の仕切りにどこかレトロな風合いの型板ガラスが。こちらはリノベーション前から使用されていたものだそう。古いものを取り入れることで、空間に味が出て逆に新鮮に感じますね。

洗練された日本のレトロモダン

洗練された日本の住宅という印象を受けるこちらのお宅。木の素材感と落ち着いた平面構成により、昔からそこにあるような懐かしい香りが漂っています。

左右対称に設置された装飾ガラス戸は、レトロな雰囲気を醸し出しながらも、黒の格子によりモダンに味付けられています。ここでは空間を緩やかに仕切る重要な構成要素となっていますね。

ハレの空間を彩るデザインガラス

フランス製の装飾ガラスに雪見障子の組み合わせ。一見真逆のテイストに見える二つの素材が見事に融合し、美しい空間を創り出しています。この2つの素材をうまくまとめる木のフレームの納まりこそ匠の技ですね。
小畠浩二「宇佐の家」

ガラス手法の再解釈、アートとしてのガラス

こちらはなんとガラスに屏風の図案を転写するという、驚きの手法を使ったお宅です。写されているのは、狩野永徳の「松鷹図屏風」。古民家という空間に、現代アートとも呼べるガラスの屏風の組み合わせが、新たな世界感を創出しています。
いかがでしたか?デザインガラスを使ったコーディネート事例をご紹介しました。お気に入りのガラスを見つけて、趣きのある素敵な空間をつくってみてください!
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