ボタニカルインテリアとは、植物もしくは植物柄の小物、ファブリックなどを取り入れたインテリアのことをいいます。流行は2016年頃から始まり、今後もさらに流行が予想されます。どのインテリアにも相性がよいボタニカルインテリアにしてみませんか。
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最初は無理せず、手間のかからないグリーンを選ぼう
鉢や鉢カバーにこだわってみよう
飾る高さを意識する
どのインテリアにも合う
植物の効果
植物を育てることは子育てにも似てる
最初は無理せず、手間のかからないグリーンを選ぼう
ボタニカルインテリアというと、植物でいっぱいの部屋を想像しますが、最初は無理せず、自分のペースで増やしていくことが大切です。
まずは一つ気にいったものを取り入れ、慣れてきたら少しずつ増やしていきましょう。
水のあげ方、必要とする光は植物によって違います。
よく観察しながら、部屋の中にその植物の特等席を見つけてあげてください。
鉢や鉢カバーにこだわってみよう
少しずつ植物が増えてきたら、鉢や鉢カバーにもこだわってみましょう。
花屋さんやホームセンター以外にもインテリアショップなどで購入できます。部屋のイメージにあった鉢を選ぶのもいいですし、小さいものならテラコッタや陶器など、さまざまな素材のものを並べても楽しいですね。
また、鉢カバーは土などの汚れを防ぐことができ、インテリアのアクセントにもなります。鉢カバーを使用する際の注意点として、水分が蒸発しにくいので、水やりの際は、鉢の底の水分がしっかりなくなってから入れましょう。
飾る高さを意識する
植物を上手に飾るコツは、さまざまな高さに配置すること。
スペースがある壁の近くには、床置きのモンステラやドラセナなど大型のものを。
壁にはドライフラワーのスワッグや、壁掛けの額に植物がはいったウォ―ルグリーンがおすすめです。棚の上には小さな多肉植物や、ガラスの中に苔やエアープランツが入ったテラリウムを。
天井やライティングレールから吊るして楽しむには、ポトスやアイビーなどの蔓の長いハンギンググリーンが向いています。
植物の形や特性を知ってくると特等席がわかってきます。さまざまな高さに植物を飾ることで、センスよくボタニカルインテリアを楽しむことができます。
どのインテリアにも合う
植物はどのインテリアにも合い、邪魔することがありません。
シンプルモダンやビンテージスタイルは、クールで冷たい印象を与えがちですが、植物を取り入れることで、やわらかさをプラスしてくれます。
アジア、北欧などの木製や藤製の家具とも相性がよく、ブルックリンや西海岸風スタイルでは植物がさらにスタイルアップをしてくれます。
植物の効果
植物は、有害物質の吸収による空気清浄効果、マイナスイオンによるリラックス効果、葉の水分の放散による加湿効果などの効果があります。また、テレビや携帯、パソコンなどを見たあとに、植物を見ると目の疲れを癒してくれるだけでなく、ドライアイも防ぐ効果があると言われています。
近年、オフィスなどにも観葉植物が多く置かれるようになったのは、見た目はもちろん、このように植物がもつさまざまな効果が期待できるからなのです。
植物を育てることは子育てにも似てる
子育ては、干渉しすぎないことや、親目線で物を言わないことが大切と言われてます。このことは、実は植物を育てるうえで大切なことと似ています。
植物が枯れてしまう一番の原因は、かわいさのあまりつい与えすぎてしまう水やりです。
植物のちょっとした変化を見ながら、水や肥料の与え方や置く場所をかえていきましょう。
愛情をかけただけ、大きく生き生きと育ってくれます。そんな植物の成長を眺められるのは、ボタニカルインテリアの最大の魅力なのではないでしょうか。
ボタニカルインテリアは、決して難しいものではありません。時には癒し、時には元気を与えてくれる、そんなボタニカルインテリアを始めてみませんか?