2018/10/13更新0like6406view

著者:ひつじワークス

本好きさんが本気でこだわった「本棚」が見たい!

収納を考える時、衣類と同じくらい悩ましいのが「本」。一冊一冊に愛着があり、手放すことが難しいものです。新しい住まいを手に入れるとしたら、できればたっぷりと本がしまえる場所が欲しい…と思いませんか?今日は本好きさんが建てた家の本棚をご紹介します。これを見たらまた本が欲しくなるかもしれませんので…ご用心!

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

本で森をつくる

本は今の自分を育ててくれたもの。そんな本に囲まれて暮らすことを思い描いている方も多いことでしょう。壁一面の本棚をつくることは、読書家の夢でもあります。圧倒的な蔵書を収納できる本棚をつくり、「本の森」のような家にした事例をご紹介します。
まさに、本の森!
サンルームのように自然光が差し込む部屋は、隣家が迫る立地ながら土間スペースで木が育つ明るさ。都会で森林浴しながら読書にふける時間を楽しめます。
国内外さまざまな分野の蔵書と、音楽メディアがミックスされた本棚。
大人の食通らしいインテリアの中で、その経験と知識が表現された本棚が異才を放っています。ちょこんと置かれたぬいぐるみが、抜け感を表現していますね。
吹き抜けの天井まで収納できる造作家具。
デスクと一体化した本棚の上部は、はしごを使ってアクセスできます。縦横規則的に伸びる本棚のラインに対して、螺旋階段が植物のように有機的に映えるLDKです。

「本の家」をつくる

愛する本のために、家の中に「本の家」をつくった事例。
家の中に家…箱の中に箱…という景色には、蔵書への愛が感じられると同時に、本との暮らしを楽しむ様子が伝わってきます。
外観が箱型の平屋に、家の機能を集約したもう一つの箱をつくった家。

まるでマトリョーシカのような箱の側面が本の収納スペースです。発想の転換で収納面を増やしつつ、潔くシンプルなインテリアになっています。
大坂 崇徳 + 大坂 美保子「ATMN」
こちらは家型の本棚。

どこか夢のある造作家具は、家のドア部分がそのまま子供部屋へ続く建具になっています。本を兄弟姉妹で共有しながら、ともに育っていく様子が目にみえるようです。
図書館の秘蔵書スペースのような書庫。

読書家が萌えてしまいそうなほどの圧巻の収納力!こちらのお宅には、この書庫とは対照的に、大きな2面採光の読書スペースがあります。活字を愛する暮らしの夢のカタチです。
キューブ型の「本の箱」をいくつも積み上げた本棚。

赤・黄・白のカラーリングと背表紙の色があいまって、ポップな現代アートのような雰囲気も醸し出しています。壁一面の収納でありつつ、窓があるように感じる点もおもしろいですね。
一級建築士事務所 スタジオロク「R.504 renov.」

本とともに一人の時間を楽しむ

ドリンクを片手に大好きな1冊を読みふけりたい…できれば一人でこもれるスペースで。
書斎でなくとも、蔵書を眺められる読書専用のスペースがあれば、もうカフェには行かなくなってしまうかもしれませんね。
重厚なカラーリングの造作書棚。

執務机の手元を、イタリアンデザインのデスクライトと天井に設置されたスポットライトが照らしてくれます。キリリと紳士的な空間では、一人哲学的なことを考えられそう。
横に長い窓下と壁面に造作された本棚。

机もその一部として造りつけられ、コンピュータも設置してSOHOコーナーとなっています。写真右に引き戸があり、独立した部屋としてもオープンなフロアとしても使えます。
ロフトに造作された本棚があれば、そこは最高の読書スペース。

ほかの空間とつながっていても、独立した感覚を与えてくれます。陽が入りづらい環境は、本の傷みを防ぐメリットもあります。
前の事例と同じ家ですが、こちらは趣の違う書棚。

実はこのスペース、階段の踊り場とのこと。樹齢数百年の大樹を感じながら、ゆっくりと過ごす時間には、やはり時代小説が似合いそうです。

本とともに家族の時間を楽しむ

本好きさんの家族でも、ややそうではない家族でも、「子供には本好きに育ってほしい!」と願う心は変わりません。家族で集い、家族で味わう活字の時間。そんな場をつくる本棚のある家です。
まるで子供図書館のような図書コーナー。

本好きのオーナーが古い学校のイメージでつくった家です。もともと和室だった名残か、ほっと床でくつろぎながら、子供と一緒に読書を楽しみたくなるスペースです。
その名も「図書階段」と名づけられた階段横には書棚が設けられ、いつでも本を手に取れます。広い踏面に座れば、もうそこは我が家の図書館。大人も子供に教えられながら、親子がともに遊び学び育つ家です。
前田 慎「図書階段のある家」
キッズコーナーに作られた本棚は、子供の身長でもすぐに手が届く高さに棚板を設置。
すぐ後ろにソファが置かれ、天窓から自然光が優しく絵本を照らしてくれそう。のどかな自然に囲まれ想像力がグングン伸びる本棚です。
アトリエハコ 七島幸之+佐野友美「キナリの家」
今、企業や省庁ではペーパーレス化が進んでいます。スマホが普及し、気軽に本が読めるようにもなりました。

でも私たちは紙の本を手放さず、愛着を持って読んでいます。それは紙の持つ手触りや香りや音などが、五感にくつろぎを与えてくれるからかもしれません。

本を愛するオーナーたちの事例を参考に、ぜひあなたも夢の本棚を造ってください。
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