2018/07/27更新0like3869view

著者:y.hayama

寝室環境を整えて質の良い睡眠を。心も体も癒される寝室作りのポイント

1日を締めくくり、次の日の英気を養う寝室は大切な場所です。しかし、寝室は人目に触れることが少ないため、インテリアの中でも後回しになりがち。ただ眠ることができればいいという場所になっていませんか。質の良い睡眠をとるポイントを知り、寝室を整えることで快適な眠りにつくことができます。

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質の良い睡眠とは

入眠直後の90分間に深く眠ることが、全体の睡眠の質を決めると言われています。
では、この90分間に深い眠りにつくためには、どんなポイントがあるのでしょうか。

大きく分けて2つ。
ひとつは体温調節です。理想としては、入眠の90分前に入浴すると、眠りにつく頃に体温が自然に下がり、より深い眠りにつくことができます。
入浴が難しい場合には、足湯でも同じ効果が得られますよ。
COMODO CASA × Re:CASA「高槻の街並を見下ろす高台の邸」
2つ目のポイントは、脳スイッチ。
日中さまざまな刺激を受けている脳を、眠る前にいかにオフにするかが肝心です。
眠る前の運動やスマートフォンの使用を避けるなど、リラックスして眠りにつけるようにすることが大切です。

脳スイッチをオフにするために、照明は重要な役割をはたします。明るすぎると脳がいつまでも休めない状態になってしまいますし、暗すぎても不安感が睡眠を妨げる場合があります。間接照明を上手に使って心地よく眠りにつけるようにしましょう。

寝室の基本的な環境づくり

快適な眠りを得るために、まずは最適な温度と湿度を知ることが大切です。

寝室内の理想の温度は、26度前後といわれています。快適だと感じる温度で構いませんが、共に寝室を使う人がいる場合、感じ方は人それぞれですので、衣服や布団で調節しましょう。

湿度は50%が目安。乾燥する時期は、鼻や喉を潤す意味でも加湿器の利用は有効です。

暑すぎて汗をかくと、体温が下がりすぎてしまい風邪をひいてしまいますし、また湿度が高すぎると熱が体内にこもってしまいます。温度や湿度をうまく調整して、体温調整しましょう。

寝室にグリーンを取り入れてリラックス

寝室に観葉植物を置くことで癒し効果が期待できます。

見た目に癒されるのはもちろん、空気清浄効果やマイナスイオン効果もあり、心身共にリラックスさせてくれます。風水的にも寝室に植物を置くのはよいとされ、特に葉が丸く下を向いているような植物は、寝室に置くと吉とされています。
COMODO CASA × Re:CASA「雨の似合う邸」

お気に入りアイテムをディスプレイして寛げる空間に

寝室は、基本的には来客があっても見せることのない部屋なので、自分の好きなものだけを集めてくつろぎ空間をつくるのもおすすめです。

飾り棚にお気に入りのアイテムを並べて、好きなものに囲まれて眠りにつくのは至福のひと時。こちらは爽やかな色の壁面に棚を取り付け、全体がまるでアートのような仕上がりになっています。
HOUSE STYLING(ディノス)「ベッドルーム」

寝室の壁面を有効活用

寝室は寝具に目が行きがちですが、壁面に遊び心を加えると、よりおしゃれな空間に仕上がります。大きな額を飾ったり、壁紙を変えてみるのもいいですね。

こちらの寝室は、壁紙とベッドカバーの色味があっているので、全体に統一感が出てホテルのような雰囲気に仕上がっています。
QUALIA「ご夫婦の長年の想いがすみずみまで詰まったエレガントで美しい空間」

ベッドカバーが寝室のイメージの決め手に

ベッドカバーは、空間の中でも大きな面積を占めるものなので、色や柄にこだわることでおしゃれな寝室に仕上がります。

ホワイトでまとめると清潔感がある仕上がりになりますし、ダークな色味でまとめるとシックな印象に。選ぶ色味でずいぶんイメージが変わるので、季節や気分で変えてみるのもいいですね。
ベッドを離してレイアウトする場合でも、ベッドカバーの色を揃えるだけで全体に統一感がでます。

こちらはイエローのベッドカバーを使った寝室。部屋全体が明るくなりますね。枕やソファに置かれたクッションなど、ポイントに同じイエローを置くことで、さらに全体に統一感がうまれます。壁面のウォールステッカーも部屋のアクセントになっていますね。
スーパーボギープランニング「SooS house」

天蓋やカーテンでくつろぎ空間を

天蓋を枕元に吊るすだけで空間が柔らかい雰囲気になり、優雅な気持ちで眠りにつけそうですよね。

販売されている天蓋は、重量の軽いものが多いので、ピンで簡単に取り付けられます。落ちてきたりすることのないよう、しっかりと取り付けましょう。
レースカーテンでベッド周りを仕切るだけでも、リラックスできる空間に。光を遮らないので圧迫感もありません。
水石浩太/水石浩太建築設計室「堀ノ内の住宅」
寝室をただ眠るだけの場所と考えず、1日の疲れを癒す場所と考えてみるとよいでしょう。質のよい睡眠環境づくりをすること、そしてなにより、自分自身が落ち着くことのできるお気に入りの空間にすることで、心穏やかに眠りにつけます。ゆっくり体を休めることのできるように、寝室環境を見直してみてください。
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