築100年ぐらいの民家は基礎が束石だけの場合があります。地盤が少し沈下などしている場合には柱が浮いてしまったり建物が傾いてしまったりしている場合があります。このような時には基礎を作る必要も出てきます。その他、断熱性、気密性の確保(隙間風対策も)など生活環境を整える必要もあります。
いずれも、コスト面で注意が必要ですね。
構造様式(在来工法、稀に伝統工法)をまずは知り、耐震診断の方法・補強の方法・概算費用の検討といった流れになります。診断について、一般診断と精密診断では費用にかなり差が出ますので、先に方針をたてるのがよいと思います。