注文住宅

乾御門の見える家

実施エリア:

京都府

延床面積:

131平米

内容:

敷地から東にのびる路地に、京都御所の乾御門がひっそりと佇んでいて、この伝統的な情景を建物にとりいれられないか。と最初に思いました。そこで、建物内部のどこからでも、この情景を見渡すことができるように、前面を大きく開放して建物の中央に、一坪のガラスで囲われた光庭を作りました。一坪のガラスフィルターを通して入ってくる自然( 太陽、雨、風 ) が、家族にいきいきとした生命力を与えてくれ、映りこむ外部の情景も、住宅をさらに魅力的なものにしています。外観は、伝統的な意匠である縦格子と庇、うだつを、コンクリート打ち放しの外壁と調和させて、モダンであり、和を意識できる建物を作りました。

田中豊次

住まいは、生活する人が生きているという実感を日々感じ取ることができる器でありたいです。その器の中で、物質的な豊かさより精神的な快適性を得るほうが、より楽しく豊かに住まうことができます。ひとつの方法論として、住まいの中に自然を取り込むことで、自然の恵みである光、影、風、雨等の自然の繊細で神秘的な美しさと共に暮すことができ、時と季節の感じとれる豊かな空間が必要だと考えています。 そういった空間を私は絶えず追求しております。