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設計、施工、監理、プロデュース・コーディネートを担当
寒さを強く感じる築37年のテラスハウス。
配線の老朽化や湿気がこもりやすいなどの問題もあり、リフォームを決意。
コンクリートに囲まれ、暗いイメージの強かったテラスハウスの間取りを大きく変更し、リビングダイニングとウッドデッキをフラットに、そして一つの空間にしました。開放感があり、団らんが生まれる我が家となりました。
また、リビングダイニングはガス温水式床暖房+無垢の複層フローリングで素足で心地よく過ごせる空間。壁と天井には調湿作用のある珪藻土を採用し、窓を全て複層ガラスのインナーサッシにすることで湿気やカビなどの問題を解決しました。
水廻りも併せて一新。住みなれた我が家だからこそ分かる「不便さ」の解決を、ひとつひとつ行っていきました。
リビングダイニングとウッドデッキをフラットに繋いだ空間。暗く冷たい雰囲気が気になるテラスハウスが、明るく開放感が生まれました。床暖房・無垢の床材で裸足でも快適な、あたたかな空間に。壁には珪藻土を施工し、自然素材も多く取り入れました。
広いウッドデッキで、ゆっくりコーヒータイム。家族での食事も楽しめます。緑のオーニングが、団地内でも一際鮮やかに目を惹きます。
ウッドデッキから、フラットにつながるダイニング。桟がアクセントの外部折れ戸は、お洒落なカフェの様。
リビングダイニングは可能な限り間仕切りを無くし、開放的な空間に。床レベルを全て合わせ、ウッドデッキまでをひとつなぎの空間にしました。念願の、温かく光差し込む、一家団欒の空間に。
構造の関係上、動かす事が出来なかったキッチンも、足元には床暖房を設置。孤立した寒い空間とならないよう工夫しました。
広い間口を活かし、収納たっぷりのシステム洗面台へ。
寒かった在来工法のお風呂を、ユニットバスへ、窓ガラスもペアガラスにしたことで、さらに断熱性能を上げました。