注文住宅

駒込・市松模様の家

費用:

2550万円

実施エリア:

東京都駒込

実施時期:

2013年7月〜2015年3月

延床面積:

117平米

内容:

木を使った都心の家。都市部で木材を住宅に使う事は難しくなっています。木造住宅は多くありますが、防火やメンテナンスの観点から多くの費用をかける必要があります。木材の持つ柔らかさや風合い、さらには自分で釘を打つ事ができるなど、日本の伝統的な家が有していた木材の良さを見直しつつ、防火・メンテナンスに配慮した「木を使った都心の家」が出来ないかと考えて設計をしました。この家では、北側の道路に面した駐車場に1.35mから2.85mの屋根を跳ね出し、日本の伝統的な軒下空間を作っています。この雨のかからない軒下空間と両壁面の防火壁により、住宅の密集している地域でも安価に木材や木枠の窓を設置する事が可能になりました。開口率50%の市松模様の窓は「通常高さ・天井際・床付近」から光を分散して取り入れる事ができ、日中を通じて安定的な北側からの光をさらに分散して取り入れる事ができます。内側は奥行きのある棚となっており、施主がお持ちの様々な小物をディスプレイして楽しみつつ、緩やかな目隠しとして周辺からのプライバシーを確保しています。

写真クレジット:鳥村鋼一